モナコGP 決勝トップ3記者会見 セバスチャン・フェッテル
◆2位 セバスチャン・フェッテル
「マーク(・ウェバー)に対しては、特にレース序盤や、セーフティ・カーのあとの再スタートで、ペースに付いて行くことができなかった。どうしてそうなったのか、これから分析する必要があるね。ようやくグリップが回復した頃には、マークは決してはるか先に行ってたわけじゃないにしろ、オーバーテイクを仕掛けるような距離でもなかったんだ」。
「どちらにしても、ここでは抜くのはすごくむずかしいし、それどころかミラーに注意する方が忙しかったよ。ロバート(・クビツァ)のプッシュは、凄かったからね。特に再スタートの時には、引き離すのにとても苦労したよ。でも今日の結果には、満足してる。すごくハッピーさ。今週末に望みうる、最高の結果だったと思う。ここで獲得したポイントが、きっとシーズン終盤に生きてくると信じてるよ」。
「今週末の僕たちは、マシンから最高の性能を引き出せた。それでもマークにかなわなかったのは、何か足りないものがあったからだ、毎レースが、新たなチャレンジだからね。今週末は、そういうことだったということさ。場合によっては、もっとひどい結果になっていた可能性もある。だから今日の2位には、本当に満足してるよ。もちろん勝ちたかったけど、今日はそこまでの速さが発揮できなかった。それだけさ」。
【柴田久仁夫】