トルコGP フリー走行3 序盤
<10時50分>
フリー走行開始まで10分。上空は分厚い雲に覆われたまま。気温も24℃と変わらず、路面温度も26℃で固定している。
雨は来るのか。各チームは、午後の予選と決勝レースを想定したプログラムをどう進めるか、天候の変化を意識しながらのフリー走行がに備えている。
<11時00分>
コバライネン/19ロータスが最初にコースインした。コバライネン/19ロータスは、昨日のフリー走行1で明らかな”進化”を証明している。これまでロータスは、”テールエンダー・グループ”のメンバーだったが、彼らが1分33秒台でひしめく中で、頭ひとつ抜け出す1分31秒台を記録して、”セカンド・グループ”の最後尾が見える場所に食らいついてきた。ちなみに、H.コバライネンのマシンのエンジニアは、去年までTMGに所属した日本人の岩下喜博が担当している。
<11時05分>
ハミルトン/2マクラーレンが、確認のためのインスタレーション・ラップからに出掛け、1周してピットに戻った。この段階でコースに出ていないのは、シューマッハ/3メルセデス、ロズベルグ/4メルセデス、ウェバー/6レッドブルの3台だけになった。
小林可夢偉/23ザウバーも、早々に確認走行を終えている。昨夜のミーティングで、課題だった中低速のグリップ不足は解決したのだろうか。
<11時11分>
どんよりとした空の下で、確認走行のデータが解析され、セッティングの修正作業が行なわれている。コクピットに座ったままのドライバーもいれば、コクピットを離れてリラックスしているドライバーもいる。
<11時12分>
ディ・グラッシ/25ヴァージンが二度目のピットアウト。
<11時15分>
ディ・グラッシ/25ヴァージンが最初に記録したタイムは、1分33秒092。チャンドック/20イスパニアが1分34秒台で続いている。
<11時16分>
ウェバー/6レッドブルがピットを離れた。が、スロー走行。アクセルワークが無反応で作用し
ていないようだ。超スロー走行のまま、ウェバー/6レッドブルはコースを回っている。
昨日の予選でエンジンを壊し、載せ換えた後の初走行のため、原因はマイナートラブルが予測される。