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トルコGP 予選トップ3記者会見 セバスチャン・フェッテル

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◆3位 セバスチャン・フェッテル

Q.予選の最初は素晴らしかったのに、それから勢いが衰えていったのは何故ですか?
セバスチャン・フェッテル(以下、フェッテル)
Q1とQ2が順調で、Q3の1周目もターン12まではよかったんだ。そこで、フロントを少しロックさせてまってね。そのときは大したこともなかったけれど、ターン12の立ち上がりまでホイールが止まったままになってしまって、最終コーナーでも同じ状態になったんだ。すぐにイン側のホイールがロックしてしまうんだ。あれがなければ、もちろん簡単にタイムを出すことができたはずだよ。そのまま2周目に入ったけど、1コーナーでまたホイールがロックして、まっすぐ行ってしまったんだ。もうまともに走ることができないし、Q1とQ2がよかっただけに、残念だった。この週末、特に今日は順調だったけど、肝心なところで別の問題が起ってしまったんだ。それでも3番手になれたのがせめてもの慰めだろう。ジェンソン(・バトン)との差は100分の何秒かしかなかったのだから。おかげで路面のきれいな側からスタートできる。明日は長いレースになるし、給油のピットストップがない分、ポジションを上げるのは難しいけど、とにかく全力で戦うだけだよ。

Q.ホイールがロックするという問題について、不安はないのでしょうか?
フェッテル:
何が原因だったのか、調べてみる必要があるよ。本当に不思議な現象だった。

Q.そのときまで、新しいシャシーには満足していたようですが?
フェッテル:
その通り。確実によくなっているよ。シャシー以外にも、ふたつほど改良点があって、いずれも効果的だったんだ。モナコも2位だったけれど、マークに1秒も離されることがあった。これで普通の状態にもどったということだろう。ホイールの問題さえ解決できれば、いいレースになると思うよ。

Q.ブレーキの問題は、マレーシア、オーストラリア、スペインで起ったのとおなじものでしょうか?
フェッテル:
オーストラリアでは走り続けることができずに、バルセロナではまったく違うトラブルが出たんだ。問題はターン12の進入でホイールがロックしたことではなくて、その後なんだ。単なる自分のミスだと思っていたかど、そのあとも続けてイン側のホィールがロックした。まったく奇妙な現象だよ。

Q.以前は予選でウェバーの前に並ぶのが普通でしたが?
フェッテル:
僕にとってはよくない状況だけど、それでも3位だからね。ここまで、ずっと予選を3位以内で終えているし。今回はQ1とQ2がうまくいって、そのあと例の問題が起ったということさ。明日は、いいレースができるようにしたいよ。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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