カナダGP 予選トップ3記者会見 マーク・ウェバー
◆2位 マーク・ウェバー
Q.マクラーレンに差をつけられましたが、違うタイヤを履いており、明日の見通しは明るいのではないでしょうか?
マーク・ウェバー: 今日の内容には満足しているよ。昨日から言っていたとおり、フロントローをめぐる争いは中身が濃かったからね。マクラーレンがここで強いのは予想されていたことだよ。ルイス(・ハミルトン)は、僕たちと違うタイヤで好タイムを出したけど、もちろん誰がどんなタイヤを使おうと自由だ。耐久性のあるタイヤでフロントローに並べから、レースがどう展開するか楽しみだよ。ここは毎回、面白い展開になるからね。今日の結果とチームの皆の仕事ぶりには、すごく満足しているよ。
Q.サポートレースなどもあって、これから路面は良くなっていくと思いますが、明日の状況をどう見ていますか?
ウェバー: F1マシンはちょっとしたコンディションの変化にも敏感で、とりわけタイヤにその傾向があるだ。全員が昨日はグリップの低さに驚いたことだろう。だんだん良くなっていったけど、夜のうちに雨が降って、今日も最初はあまり路面がよくなかったね。明日もまたどうなるか判らないけど、それはやってみるしかないだろう。
Q.タイヤだけではなく、セーフティ・カーが出た場合など、予測しておかなければならないことがたくさんありますね?
ウェバー: それはこれまでの歴史を振り返れば判ることさ。とにかく最近のレッドブルはこのレースだけではなくて、シーズン全体を考えて戦うようになってきたから、いくらか保守的な選択をすることになるだろう。とにかく、面白いレースになることだけは間違いないよ。
Q.ソフトタイヤに比べて、タイムがいくらか落ちたということはないのでしょうか?プライムタイヤを使ったのは、レースのためなのか、それとも感触が良かったからでしょうか?
ウェバー:タイヤの違いはほとんどなかった。予選が始まってみないと、どちらがいいか判らないものなんだ。フリー走行の3回目には2セットしかタイヤが使えないから、いつもプライムタイヤを先に履いているからね。路面がこなれていないからなんだ。そのあとコンディションが良くなっていったところでオプションに交換する。土曜のフリー走行では、それが普通のやり方なんだ。基本的に、タイヤの選択は決勝を意識したものだったよ。予選では、大きな違いが出ないと考えたんだ。今日25ポイント懸かっているのなら、もちろんオプション・タイヤで走っただろう。そうではないから、このタイヤでスタートに臨んだ方がいいという結論に達したよ。タイヤの選択はレース戦略の一部というわけさ。
Q.トルコではエンジニアから燃料を節約するよう言われたそうですが、さらに燃費が厳しいここで、問題はないのでしょうか?
ウェバー: 多めに燃料を積むことになるだろうね。