イギリスGP 決勝トップ3記者会見 ニコ・ロズベルグ
3位 ニコ・ロズベルグ
Q.中国GP以来の表彰台ですが?
ニコ・ロズベルグ(以下、ロズベルグ) スタートが良かったから4番手に上れたよ。そのあと前にいた(ロバート・)クビツァはペースが遅くて、後ろからは(フェルナンド・)アロンソが激しく迫ってきてたんだ。最初、フェラーリはかなり速かったから、楽な状況ではなかったよ。今日の結果は、何といってもバレンシアGPのあと、懸命に働いてくれたチームのおかげだよ。マシンを大幅に改善してくれて、今日の戦術も素晴らしかった。まずオプション・タイヤを履いた結果、ロバートとフェルナンドを抑えることができたんだ」。
Q.今日は追越しの場面がよく見られましたが、コースの改修と関係があるのでしょうか?
ロズベルグ: それは間違いないだろうね。良いことだよ。新しいセクションは雰囲気があって、イギリスのファンの熱心な様子が伝わってきたよ」。
Q.あなたのマシンにもダメージがあったのでは?
ロズベルグ: ちょっとダメージを受けていたようだね。TV画面に、パーツの一部が飛んで行くのが映っていた。(ハイメ・)アルゲルスォリが僕のマシンの横に突っ込んできたんだ」。
Q.走りに影響はなかったのですか?
ロズベルグ: 確かにあったけれど、それでもジェンソン(・バトン)を抑えることはできたよ」。
Q.すぐ後ろまでバトンが迫っていましたが?
ロズベルグ: アロンソが後ろにいた時よりは楽だったよ。高速コーナーで苦労していたようだから、すぐ側まで来られることはなかったから。アロンソがすぐ後ろについていたら、もっと厳しかったと思う」。
Q.3位に入ったのは立派ですが、まだ前とは少し差があるようですね?
ロズベルグ: そのとおり。今日もマークとルイスが速すぎてついていけなかったよ。それでも、最悪だったバレンシアから、大きな進歩を遂げることができたんだ。どこに問題があたかを分析して、対策をとった結果なんだ。セバスチャン(・フェッテル)がいなくなった結果とはいえ、表彰台に立って、ホッケンハイムに勢いをつけることができた。次のレースには、Fダクトをはじめ、多くの面でさらに進歩したマシンを持ち込むことができるはずさ」。
Q.5回目の表彰台に立った感想は?
ロズベルグ: 今回は厳しかったよ。特に序盤は、前にはクビツァがいて、後ろにはアロンソが迫っていたから。そのあとは新しいタイヤを履いたジェンソン(・バトン)に25周ほど追いかけられつづけた。それでも結局は上手くいって、この結果が残せたのは素晴らしいことさ」。