ドイツGP 決勝トップ3記者会見 フェリペ・マッサ
2位 フェリペ・マッサ
Q.レース中のマシンの速さは、いかがでしたか?
フェリペ・マッサ(以下、マッサ) スタートは完璧だったし、そのあともスーパーソフトは予想以上に問題なかった。もっとリヤが性能劣化するかと思ったけど、そんなこともなかったしね。その後ハードタイヤに履き替えてからは、最初はちょっと温まりに問題があったんだ。それでちょっと、ペースが落ちたことは確かだね。
Q.そしてアロンソに抜かれるわけですが、抜かせたのはあなたの決断ですか。
マッサ: そう。もちろん。
Q.本当に?
マッサ: ・・・。
Q.ある種の証言から、チームオーダーの存在が明らかになっています。そのために勝利を失ったことに、怒りを感じていませんか?
マッサ: ドライバーはいつだって、勝つために走ってる。そして僕らには、チームオーダーなんて存在しない。いつだって自分にできるレースをするだけだし、それができない時はチームのことを考える。それだけさ。
Q.今日のレースを終えて、あなたは自分がナンバー2ドライバーだと思いますか?
マッサ: 現時点での僕は、確かにドライバーズ選手権のトップは争ってない。でも僕にはレースに勝つ実力があるし、今日それを皆が見たはずだ。
【柴田久仁夫】