ベルギーGP 予選トップ3記者会見 ロバート・クビツァ
3位 ロバート・クビツァ
Q.マシンに施された改良が、効果を発揮したようですね?
ロバート・クビツァ(以下、クビツァ) なかなか良い予選だった。マシンの状態はどんなコンディションでも良かったし…。ただ、Q3では危ない瞬間もあったんだ。1回目の走行を終えてピットへもどるところでエンジンが止まってしまったんだ。それでも、雨のおかげでひとつしか順位を落さずに済んだけどね。今回から使うことになったFダクトは、完璧な効果を発揮してくれたよ。
Q.レースでも、レッドブルやマクラーレンと勝負できると思いますか?
クビツァ: どんな展開になってもおかしくない。今回は初日からずっと好調だから、チャンスはあると思う。
Q.今日、この会見に出席するとは思わなかったのではありませんか?
クビツァ: いや、昨日と今朝の結果から、ひょっとしたら、とは思っていたんだ。Fダクトが最初から効果を発揮してくれたのが大きいよ。昨日から使っているけれど、コンディションやタイヤの違いにもかかわらず、すべてのセッションで上位につけることができた。だから、大きく順位を上げる可能性はあったんだ。
Q.明日は優勝も狙える状態ですか?
クビツァ: 実力で勝つというのは、まだ難しいかもしれないけれど、モータースポーツでは何が起っても不思議ではないからね。だから、もちろん可能な最善の結果を残すために全力で戦うつもりだよ。今日は幸運な面と不運な面があったんだ。エンジンが止まってしまって、新品タイヤを履いた2回目のタイムアタックができなかったけれど、雨が降ってきたから、他のドライバーがタイムを更新できなかった。
Q.トラブルの原因はわかったのでしょうか?
クビツァ: 燃料供給に問題があったんだと思う。最後の高速コーナーで止まってしまったのから、ピットまでたどりつけただけでもラッキーだった。時間の関係で、2度目は走れないと覚悟したけれどね。