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韓国GPの開催が正式に決定!

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2010年10月12日 ソウル

本日、FIAは韓国インターナショナル・サーキットを正式に認定し、2010年F1韓国GPにゴーサインが出た。

  FIAのF1レース監督および安全委員のチャーリー・ホワイティングは10月22〜24日におこなわれる初めての韓国GPに先立ち、サーキットの査察を実施し、すべての施設を承認した。ホワイティングは「満足できる状態で、韓国のモータースポーツ協会KARAを通じて認定書を発給する」と述べた。FIAの認定を、プロモーターである韓国オート・バレー・オペレーション(KAVA)も歓迎している。ホワイティングに全長5.615kmのサーキットと関連施設の視察を依頼したKAVAおよびKARA(韓国オートモビル・レーシング協会)会長、チャン・ヤン・チョー氏は、こう語っている。「すべての作業が完了し、FIAのF1コミッションを満足させられるたことを嬉しく思っている。韓国国民と共に、初めて韓国インターナショナル・サーキットでF1のレースが開催されることを祝いたい。韓国インターナショナル・サーキットは最高レベルの設備を誇り、この国のモータースポーツ界で中心的な役割を果たすことになるだろう。2010年の韓国GPをきっかけに、韓国内のモータースポーツに対する関心がいっきに高まるものと期待している」

  チャン氏は、初のF1レース開催と国際的な基準を満たすサーキット建設を支援したFIAに、感謝の意を表した。「FIAは最初から重要な役割を果たし、経験、助言、知識などの面で最高度の支援を与えてくれた。KAVAはFIAの豊富な経験に助けられた。心からお礼を言いたい」

  今回の韓国GPは、中央政府およびサーキットがある全羅南道自治体とバク・ジュンヤン知事から全面的な支持を得ている。

  韓国インターナショナル・サーキットは、公道部分と1.2kmのストレートを含む5.615kmのF1コースと、主要な設備を共有する常設の3.045kmショートコースという二重構造を持っている。

  著名なヘルマン・ティルケが設計を担当し、グランドスタンドの屋根には韓国の伝統建築を取り入れるなど、ローカル色が打ち出されている。全体で13万人の観客を収容することができ、メインのグランドスタンドには1万6000人の座席が確保されている。

  2010年、F1韓国グランプリは10月22〜24日にかけて開催される。インターネットの公式サイトとしてwww.koreangp.krがあり、www.facebook.com/KoreanGPで韓国インターナショナル・サーキットに関する情報を閲覧することができる。

韓国オート・バレー・オペレーションの背景
  KAVOは2010年のF1韓国グランプリを実行するための組織で、韓国が開催権を獲得した2006年に、ジョル・イナムド、ジョナム・ディベロップメント・コーポレーション、SKE&C、シンハン銀行、ノンギウプ、グァンジ銀行、Mブリッジ・ホールディングを主要な株主として発足した。KAVOの資本金は600億ウォンで、全羅南道、ヨンガムにある韓国インターナショナル・サーキットの建設に全責任を負っている。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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