今日のひとこと【日本GP(日)】
Nick Heidfeld
ジェンソン・バトン【マクラーレン】
グリッド=5 番/決勝=4位
「1回目の走行をすこし引っ張りすぎたかもしれない。他のドライバーがオプション・タイヤでもペースを上げられるようになって、前についていったりするのが難しくなった時点でピットに入ってオプション・タイヤに交換するべきだったんだ。オプション・タイヤに交換したあとのマシンはグリップが格段に高くて、ペースを上げることができたんだ。それでも、今回はフェラーリに勝つのも難しかったと思う。このレースが終っても、タイトル争いの順位は変わらなかったから、それだけ不利になったということなんだ。次のレースでは期待したような結果を残したいね」。
ルイス・ハミルトン【マクラーレン】
グリッド=8番/決勝=5位
「最高の週末というわけにはいかなかったよ。昨日ギヤボックスを交換したから、グリッド降格のペナルティを受けることになったんだ。それでレースでも、ギヤボックスに問題が発生した。できるだけギヤを変えないようにして、ゴールを目指すだけだった。最後まで走れてよかったよ。完走できたのは、本当に久しぶりな気がする。タイトル争いの情勢は厳しい。でも最後まで悲観せずにできるだけのことをするだけさ」。
ミハエル・シューマッハ【メルセデスGP】
グリッド=9番/決勝=6位
「レースには凄く満足しているし、マシンのフィーリングも本当に良かったんだ。6位は今日できる最高の結果だと思う。ファンのみんなにとっても面白いレースになったに違いないね。ニコとのバトルは楽しかったし、彼に起こったことは残念だよ。」。
ニコ・ロズベルグ【メルセデスGP】
グリッド=6番/決勝=リタイヤ
「今日のレースは、期待はずれな終わり方だった。クラッチの問題でスタートは上手く行かなかったけれど、戦略が良かったから、スタートでロスした分を取り戻して、また6位に戻れたんだ。タイヤはキツい状態になってたから、安定したペースで走るのはキツかったけれど、ミハエルの後に留まるには十分だったんだ。リアの何かが壊れてしまって、タイヤバリアーに突っ込んでレースが終わってしまったんだ」。
セバスチャン・フェッテル【レッドブル】
グリッド=1番/決勝=1位
「ファンは素晴らしいし、鈴鹿で2度目の優勝はファンタスティックだよ。1日で予選とレースをするのは、ユニークな体験だし、どちらもトップでフィニッシュなんて素晴らしいね。レースは最初のストップまで、マシンとタイヤをいかに管理するかだった。ソフトタイヤがいつダメになるかは確信はなかったけれど、ピットストップのタイミングは的確だったよ。」。
マーク・ウェバー【レッドブル】
グリッド=2番/決勝=2位
「セブは、予選で僕よりもコンマ0.5秒速かった。結局、予選が重要だったわけだけど、今日の走りには満足しているんだ。これ以上はマシンからパフォーマンスを引き出せなかったと思う。チームにとっては1-2フィニッシュだし、僕にとってはドライバーズ・チャンピオンシップに一歩近づけた。ハッピーだよ」。
フェリペ・マッサ【フェラーリ】
グリッド=12番/決勝=リタイヤ
「今日は本当に呪われてるんじゃないかと思ったよ。予選は渋滞のせいでQ3に進めなかったんだ。午後のレースは、2コーナーすら通過することさえできなかった。ロズベルグがスタートを失敗したから、僕は左に寄ろうとしたんだ。そしたらスティールが来てたんだ。だから右に寄ったんだけど、気がついたときには、芝と縁石の上にいたよ。」。
フェルナンド・アロンソ【フェラーリ】
グリッド=4番/決勝=3位
「ポジティブな1日だったよ。レッドブルの強さを見せ付けるために作られたようなサーキットで、表彰台に上ることができたからね。前半は、マクラーレン、特に僕らと違う戦略をとったジェンソンと距離を保って、守りのレースをした。彼らが脅威じゃなくなったときに、レッドブルに少しプレッシャーをかけようとしたんだ。だけど、何もできなかったよ。トップとの差を縮めるには、今後のレースでウェバーを負かす必要がある。顔を上げて、次に向かいたいね」。
ルーベンス・バリチェロ【ウィリアムズ】
グリッド=7番/決勝=9位
「今日の午後、僕のマシンはトラックでまるでスケートをしているみたいだった。さらに、振動もかなりあった。今日はどうにかポイントを獲得したけど、もっと高い順位でフィニッシュするつもりだったんだ」。
ニコ・フルケンベルグ【ウィリアムズ】
グリッド=9番/決勝=リタイヤ
「スタートは上手く行かなくて、全くラインを離れることができなかったんだ。それから、ペトロフが僕の後ろに近づいてくるのが見えたんだ。彼は僕の右フロントホイールに当たった。チームはマシンを進歩させるために本当に良い仕事をしてくれているし、それは予選でのパフォーマンスで示せたから、早々にレースを終えて残念だよ」。
ロバート・クビツァ【ルノー】
グリッド=3番/決勝=リタイヤ
「好スタートを切って、2位まで、ひとつ順位を上げていたんだ。そしたら、2周目にセーフティ・カーの後ろでタイヤを温めるために蛇行しているとき、突然コントロールを失いそうになったんだ。ドライブシャフトがおかしいのかと思ったけれど、ホイールだった。セーフティ・カーにさえついてゆくことが難しくなって、コースの脇に寄って走っていたら、ホイールがはずれてしまったんだ」
ヴィタリー・ペトロフ【ルノー】
グリッド=13番/決勝=リタイヤ
「好スタートを切って(フェリペ・)マッサを抜いたんだ。そのあとハイドフェルトといっしょにフルケンベルクをかわそうとしたら、ハイドフェルトが左へ寄ってきたから、フルケンベルクにぶつかってしまったんだ。それがクラッシュの経過だよ」。
エイドリアン・スーティル【フォース・インディア】
グリッド=15番/決勝=リタイヤ
「今日はとても残念だったよ。レースのスタートは最高だったし、1周目を終えたときには、もうトップ10入りしていたんだ。ポイント獲得の可能性はかなり高かった。だけどレース終盤、130Rに入ったところでスライドして、気がつくとマシンの後ろから煙が上っていたんだ。苦労
した割りに収穫の少ない一日だったけど、韓国に集中するしかないね」。
ヴィタントニオ・リウッツィ【フォース・インディア】
グリッド=17番/決勝=リタイヤ
「2レース連続で2周も走れなかったから、ガッカリだよ。スタートは最高で、そのまま安全に1コーナーへ進入したんだけど、イン側からフェリペ(・マッサ)が突っ込んできた。とにかくすごい勢いだったんだ。終わったことを引きずっていてもしょうがないから、次のレースに専念するだけだよ」。
セバスチャン・ブエミ【トロ・ロッソ】
グリッド=18番/決勝=10位
「内容のあるレースでポイントも獲れた。ただ、終盤には1周1秒の割合でバリチェロに近づいていたから、少し早くオプション・タイヤに交換していれば、追いついて抜けたかもしれない。予選でフロアパネルが壊れたのも残念だったよ。そのせいで、初めてQ2進出を逃すことになってしまったんだ」。
ハイメ・アルゲルスォリ【トロ・ロッソ】
グリッド=16番/決勝=11位
「今回は厳しいと思っていたけれど、その通りだった。小林の方が速かったけれど、譲っている場合じゃないから抵抗した結果、接触してノーズを傷め、ピットへもどることになってしまったんだ。チームの首脳が全力で戦ったことを評価してくれることを祈るよ」。
ヤルノ・トゥルーリ【ロータス】
グリッド=19番/決勝=13位
「チームにとって最高の1日だよ! 今回の結果には本当に満足してるし、素晴らしいレースをしたヘイキにおめでとうと言いたいね。セーフティ・カーが入ったときにピットでプライムタイヤに交換したんだ。山本の後に出たから、彼に仕掛けたよ。素早く彼をパスして、ヘイキの後ろに着いた。力強い走りができたし、マシンをコントロールしてフィニッシュできたし、メインの目標は達成できたよ」。
ヘイキ・コバライネン【ロータス】
グリッド=20番/決勝=12位
「僕、ヤルノ、チームにとってとにかく素晴らしいレースだったんだ。硬い方のタイヤを履いているときのマシンは素晴らしかったね。2セットものタイヤはかなりグリップしていたし、レースをプッシュするのは、本当に楽しかったよ。僕らのペースも凄かったし、周回遅れも1周だけだった。パフォーマンスが重要なこの手のサーキットでは、これ以上の結果はないと思う」。
山本左近【イスパニア】
グリッド=24番/決勝=16位
「ベストのレース結果を出せて嬉しいですし、素晴らしいサポートをしてくれた日本のファンの皆に感謝したいです。ポジションをかけて争えましたし、ライバルの1台を何周もの間、コントロールすることもできました。鈴鹿で再びレースをして、今シーズン6回目のチームのマシン2台が完走するための役に立てたことは、とても特別な気分でした。」。
ブルーノ・セナ【イスパニア】
グリッド=23番/決勝=15位
「チームの6度目の2台フィニッシュの役に立てて嬉しいし、今シーズンのレースでは1番の結果を達成できたから本当に満足しているよ。早めにピットストップを行うという決断は良かったと思うし、ポジションを懸けて争うこともできたんだ。良いレースだったよ。週末にかけて、僕たちをサポートしてくれた日本のファンの皆には、お礼をを言わず日本を去ることはできないよ」。
ニック・ハイドフェルト【ザウバー】
グリッド=11番/決勝=8位
「とにかく嬉しいよ。チームは今シーズンで最高の結果を残すことができたからね。終盤可夢偉に抜かれてしまったけど、新品のオプション・タイヤを履いた可夢偉の方が、明らかに速かった。セーフティ・カーが出てからルーベンスの後ろについてしまって、そこから動けなかったんだ。シンガポールと比べて、僕らのレース・パフォーマンスは良い方向に向かっているよ。予選では、もっと行けたと思う。残り3つのレースが楽しみだよ」。
小林可夢偉【ザウバー】
グリッド=14番/決勝=7位
「ベストを尽くしましたし、すごく満足しています。日本のファンにエキサイティングなレースを見せることができて、すごく嬉しいです。予選とレースの間が数時間しかありませんでしたし、とにかく忙しくて、いつもとは違った日曜日でしたね。スタート直後は、ぶつからなくてラッキーでしたよ。オーバーテイクは簡単ではなかったですし、何回か他車に当たってしまいました。ダメージを負ってしまったんですが、大した影響もなくて、完走できました」。
ティモ・グロック【ヴァージン】
グリッド=22番/決勝=14位
「スタートはかなり上手く行ったんだ。だけど、セーフティ・カーがすぐに入ってきたから、フリー走行で試せなかったオプション・タイヤを片付けるために、ピットストップを2回連続でやることにしたんだ。ピットから出ると山本の後ろにでてしまって、抜くことができなかったんだ。結局は僕ができたのは、レースを完走させることだった。」。
ルーカス・ディ・グラッシ【ヴァージン】
グリッド=21番/決勝=リタイヤ
「予選のパフォーマンスには満足だったけれど、もっとマシンから引き出せる自信もあったんだ。レースに出れずにがっかりしてるよ。グリッドにマシンをつける準備中に、130Rでひどくクラッシュしちゃったから。身体は大丈夫だから良かったけど。チームと一緒に、これまで以上に頑張るよ」