リスキーなコースで鉄壁のロズベルグ–ヨーロッパGP決勝
アゼルバイジャンで初めてのF1GPが19日、バクー・ストリート・サーキットで行なわれ、ポールポジョンからスタートしたメルセデスのニコ・ロズベルグが、リスキーなコースで危なげないレースを展開し、ファステストラップを記録してシーズン5勝目、F1での19勝目を飾った。
2位のセバスチャン・フェッテル(フェラーリ)を挟んで、3位には、最終ラップでライコネン(フェラーリ)を攻略したセルジオ・ペレス(フォース・インディア)が食い込み、歓喜のシャンパンファイトを行なった。
ペレスは前日のフリー走行でクラッシュ、予選では2番手タイムを記録しながら、クラッシュで壊したギヤボックス交換のために背負いこんでいた5グリッドダウンのペナルティを撥ね除ける好レースだった。
マクラーレン・ホンダは、中盤、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンがコンボを組んで11位12位を走っていたが、終盤、アロンソはギヤチェンジができないトラブルで遅れ、ピットに戻ってリタイア。バトンは11番手でレースを終えた。
次のレースはオーストリア。7月3日(日)に決勝レースが行なわれる。
◆2016F1GP第8戦ヨーロッパGP結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル
3. ペレス+フォー・スインディア
4. ライコネン+フェラーリ
5. ハミルトン+メルセデス
6. ボッタス+ウィリアムズ
7. リカルド+レッドブル
8. フェルスタッペン+レッドブル
9. フルケンベルグ+フォース・インディア
10. マッサ+ウィリアムズ
11. バトン+マクラーレン・ホンダ
12. ナッセ+ザウバー
13. グロジャン+ハース
14. マグヌッセン+ルノー
15. パーマー+ルノー
16. グティエレス+ハース
17. エリクソン+ザウバー
18. ハリアント+マノー
※以下、リタイア
アロンソ+マクラーレン・ホンダ
ウェーレイン+マノー
サインツ+トロロッソ
クビアト+トロロッソ