韓国GP 決勝 終盤
<17時19分>
レースが再開した。ハミルトン/2マクラーレンが1コーナーをオーバーランしてアロンソ/8フェラーリに2位を譲った。
<17時21分>
後方集団が混戦模様。バトン/1マクラーレンが、小林可夢偉/23ザウバーに襲いかかって行き過ぎたスーティル/14 Fインディアの”ご乱交”に弾かれ、コースをはみ出して12番手からポジションをさらに下げた。
<17時22分>
アロンソ/8フェラーリがペースを上げてファステスト・ラップを記録。フェッテル/5レッドブルにジワジワとプレッシャーをかけている。しかし、フェッテル/5レッドブルも負けずに、ファステスト・ラップを取り返した。二人の差は1.3秒。
<17時25分>
小林可夢偉/23ザウバーとリウッツィ/15 Fインディアが抜きつ抜かれつのバトルを見せている。
<17時28分>
夕暮れが迫っているが、雨は上がり、55周を走破できそうな状況になった。
<17時31分>
ペトロフ/12ルノーがターン17でコースを飛び出してバリアにクラッシュしてレースを終えた。サバイバル・レースの様相がますます色濃く出ている。
これで小林可夢偉/23ザウバーは、ハイドフェルト/22ザウバーを従える10番手に上がった。
<17時33分>
スーティル/14 Fインディアがアルゲルスォリ/17トロ・ロッソを追い落した。
<17時34分>
トップグループが山本左近/20イスパニアに追いついた。左近は、ロスタイムを最小限に抑えて上位陣を先行させた。
<17時36分>
フェッテル/5レッドブルはアロンソ/8フェラーリの差は1.1秒。残りは12周になった。
<17時39分>
アロンソ/8フェラーリがフェッテル/5レッドブルをパス。フェッテル/5レッドブルのスピードが鈍っている。ハミルトン/2マクラーレンもフェッテル/5レッドブルの前に出た。
F1の神は、そうそう簡単にタイトルを与えてはくれない、ということか。
S.フェッテルは、煙に包まれたレッドブルから呆然と降りた。
<17時42分>
小林可夢偉/23ザウバーがスーティル/14 Fインディアをパスしたが、直後に挽回しようとしたリウッツィ/15 Fインディアが、コーナーアプローチで姿勢を乱して小林可夢偉/23ザウバーに接触、コースを飛び出してリタイアした。
小林可夢偉/23ザウバーは9番手。後方から、ハイドフェルト/22ザウバー、アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、バトン/1マクラーレンが集団になって迫っている。
<17時45分>
逃げるアロンソ/8フェラーリ、追うハミルトン/2マクラーレン。二人の差は2秒。
<17時58分>
小林可夢偉/23ザウバーは、スーティル/14 Fインディアの攻撃による問題はなさそうだ。前方では、クビツァ/11ルノーとフルケンべルグ/10ウィリアムズが激しい先陣争いを展開、その後ろからリウッツィ/15 Fインディアが様子を伺っている。
<17時50分>
残り5周。マッサ/7フェラーリがコーナー出口で大きく姿勢を乱してフェラーリのピットをヒヤリとさせた。
<17時51分>
フルケンべルグ/10ウィリアムズがタイヤを交換した。これで小林可夢偉/23ザウバーは8番手に上った。
バトン/1マクラーレンがスピン。ウォールへの接触はなくレースに戻った。
7番手のバリチェロ/9ウィリアムズが軽くコースオフ。リウッツィ/15 Fインディアに6位を譲った。
<17時54分>
雨は完全に上がった。コース上に残っているのは15台。山本左近が最後尾ながら、15番手を走っている。
<17時55分>
アルゲルスォリ/17トロ・ロッソがコースを外れた。まだまだ油断はできない。
<17時57分>
最終ラップ。アロンソ/8フェラーリとハミルトン/2マクラーレンの差は12秒に広がっている。アロンソ/8フェラーリは、ひとつひとつのコーナーを確かめるように慎重に回ってチェッカード・フラッグを受けた。完璧なレース。
アロンソ/8フェラーリは、ポイントリーダーに躍り出た。チームから、「ビューティフル」の言葉が無線で届き、アロンソ/8フェラーリは、大笑いでそれに応えた。
山本左近は15位で完走。小林可夢偉/23ザウバーは、サバイバル・レースを乗り切って8位でゴールした。