アブダビGP 決勝 序盤
＜16時30分＞
ピットレーンがオープンした。各車、最後の確認を行いつつ、グリッドに向かう。
＜16時33分＞
ウェバー/6レッドブルがメカニックに押されて、早々にグリッドに付いた。アロンソ/8フェラーリ、フェッテル/5レッドブル、ハミルトン/2マクラーレンは、ピットロードを通過して、確認走行を続けている。
＜16時35分＞
フェッテル/5レッドブルもグリッドに付いた。M.ウェバーはマシンを降りて報道陣にマイクを向けられているが、S.フェッテルはコクピットの中に、留まっている。
＜16時36分＞
アロンソ/8フェラーリは依然、コース上を走行、ピットレーンを通過して、次の周回に入った。
ハミルトン/2マクラーレンがグリッドに到着、マンシを降りた。
＜16時55分＞
気温は29℃、路面温度は33℃。
タイトルの行方はいかに。アロンソ/8フェラーリが、タイトルを争う4人の中では最後にグリッドに付いた。さらに遅れて、小林可夢偉/23ザウバーが、全車の最後にグリッドでスタートに備えた。
今年最後の、そしてブリヂストンにとって最後のF1が間もなくスタートする。
＜16時59分＞
フェッテル/5レッドブルがコクピットで、確かめるようにグローブを着けた。ウェバー/6
レッドブルは、バイザーを拭っている。
＜17時00分＞
全車が一斉にフーメーション･ラップにスタートした。
＜17時01分＞
風が若干強まった。風速 4.1m/s。陽が傾き、辺りはゆっくりととトワイライトに近づいている。
＜17時02分＞
フェラーリのドメニカリ代表も、レッドブルのホナーも、まんじりともせずに事態を見守っている。
＜17時03分＞
フェッテル/5レッドブルがホールショットを決めた。
＜17時03分＞
シューマッハ/3メルセデスがスピン!! リウッツィ/15 Fインディアが乗り上げた。ドライバーは無事だが、いきなりのセーフティ･カー導入となった。タイトルマッチ･レースはのっけから荒れ模様だ。
＜17時05分＞
ロズベルグ/4メルセデス、ペトロフ/12ルノー、アルゲルスォリ/17トロ･ロッソ、セナ/21イスパニア、ディ･グラッシ/25ヴァージン、クリエン/20イスパニアがピットイン。
いつものように混乱をたくみに利用し、小林可夢偉/23ザウバーは、8番手にポジションを上げている。
オーダーは、以下の通り。
1. フェッテル/5レッドブル
2. ハミルトン/2マクラーレン
3. バトン/1マクラーレン
4. アロンソ/8フェラーリ
5. ウェバー/6レッドブル
6. マッサ/7フェラーリ
7. バリチェロ/9ウィリアムズ
8. 小林可夢偉/23ザウバー
9. スーティル/14 Fインディア
10.クビツァ/11ルノー
11.ハイドフェルト/22ザウバー
12.ブエミ/16トロ･ロッソ
13.フルケンべルグ/10ウィリアムズ
14.コバライネン/19ロータス
15.トゥルーリ/18ロータス
16.グロック/24ヴァージン
17.ロズベルグ/4メルセデス
18.ペトロフ/12ルノー
19.アルゲルスォリ/17トロ･ロッソ
20.ディ･グラッシ/25ヴァージン
21.セナ/21イスパニア
22.クリエン/20イスパニア
23.シューマッハ/3メルセデス
24.リウッツィ/15 Fインディア
ロズベルグ/4メルセデス以下がピットインを済ませ、M.シューマッハとV.リウッツィはレースを終え、談笑しながらピットに戻った。
＜17時12分＞
ターン6では、シューマッハ/3メルセデスとリウッツィ/15 Fインディアのアクシデントの残骸の掃除をオフィシャルが続けている。
＜17時14分＞
タイヤを冷やさないように、各車盛んにウェイビング（蛇行運転）を続けている。S.フェッテルにレッドブルのピットから、右前輪に注意するように指示が飛んだ。
＜17時15分＞
セーフティ･カーがピットに逃げ、レースが再開した。1コーナーでハミルトン/2マクラーレンがフェッテル/5レッドブルを急襲するが、果たせず。右フロントタイヤを気づかっておいたフェッテル/5レッドブルを抜けなかった。
＜17時19分＞
小林可夢偉/23ザウバーがバリチェロ/9ウィリアムズをパスしようとしたが果たせず。タイヤを傷めていなければいいが。
＜17時20分＞
フェッテル/5レッドブルがファステスト･ラップを連発して逃げる。
＜17時21分＞
燃料が軽くなり、タイヤが暖まり、さらにはラバーグリップが載ってくる。フェッテル/5レッドブルは毎周のようにファステスト･ラップを塗り替えている。
＜17時22分＞
ウェバー/6レッドブルがホテル下のターン19立ち上がりで、コースをはみ出し、寸でのところでガードレールへの接触を避けた。ポジションは5番手のまま。前にはアロンソ/8フェラーリがいる。
この順位でゴールすればF.アロンソのタイトルが決まる。
＜17時25分＞
マッサ/7フェラーリがウェバー/6レッドブルの背後に忍び寄っている。バリチェロ/9ウィリアムズを挟んで小林可夢偉/23ザウバーが8番手を守っている。
＜17時26分＞
セクタータイムは、ハミルトン/2マクラーレン、ハミルトン/2マクラーレン、フェッテル/5レッドブルが区間ベスト。
＜17時27分＞
ウェバー/6レッドブルがピットイン。トンネルの中でカウンターステアを当ててコースに戻った。
＜17時28分＞
F.アロンソのピットが準備を整えた。
ハミルトン/2マクラーレンは、フェッテル/5レッドブルの背後0.9秒にピタリと着けて、攻撃を手をゆるめない。
ウェバー/6レッドブルは、アルゲルスォリ/17トロ･ロッソの後ろの16番手でレースに戻った。
＜17時30分＞
陽がとっぷりとくれたが、気温29℃、路面温度は32℃。
5番手にいたマッサ/7フェラーリがピットイン。
ウェバー/6レッドブルがアルゲルスォリ/17トロ･ロッソを抜くのに手こずっている。
