ルノー、ロータス・ルノーGPへ生まれ変わる
ロータス・ルノーGPが発表した2011年のマシン・カラーリング。
ロータスのロードカー販売部門であるグループ・ロータスは、ルノー・F1・チームのタイトル・スポンサーとなったことで、チームはロータス・ルノーGPと名乗ることになった。
グループ・ロータスは、2017年までチームのタイトル・スポンサーを務めることが決定し、マシンのカラーリングを、アイルトン・セナがロータスのドライバーだった1970〜1980年代に採用していたブラック&ゴールドにすることにした。
ただし、ヤルノ・トゥルーリとヘイキ・コバライネンの所属するチーム・ロータスも引き続きロータスを名乗る予定で、来年からルノー・エンジンを搭載することになっている。同チームはマシンのカラーリングをロータス・ルノーGPより先にブラック&ゴールドにすることを発表し、現在もファンからカラーリング案を募集している。
チーム・ロータスのトニー・フェルナンデス代表は、チーム・ロータスを名乗るために、名称の権利をオリジナルのチーム・ロータスより譲り
受けたデビッド・ハントから買い取っていた。しかし、グループ・ロータスは、チーム・ロータスの名称を使用する権利は自分たちにあり、あらゆる手段を講じ
てフェルナンデスのチームがチーム・ロータスを名乗ることを阻止しようとしている。
これに対し、フェルナンデスのチームは、ハントがチーム・ロータスの権利を持っていたことを裏付けるため、イギリスの高等裁判所に判断をゆだねることにしたものの、まだ日程も決まっていない。