ピレリ、GP2にタイヤ供給を開始
ピレリは、GP3シリーズに2010年からタイヤを独占供給していたが、今年からGP2アジア・シリーズ、GP2シリーズにもタイヤ供給を開始する。
GP2アジア・シリーズの公式テストは、2月10始まるシーズンに先駆けて、2月2日からの3日と、2月6日と7日にアブダビのヤス・マリーナサーキットで行なわれるテストには、13チーム、26名のドライバーがトラックに集まる。
2011年、4シーズン目に入るGP2アジア・シリーズは、中東に拠点を置く3ラウンドで構成され、全て2レース制で争われる。
第1ラウンドは2月10-12日にかけて、アブダビのヤス・マリーナサーキットで行なわれ、第2ラウンドは、バーレーン・インターナショナル・サーキットにおいて、それぞれ2月17-19日、3月11-13日にかけて行なわれる。第3ラウンドは、F1バーレーンGPのサポートレースとして行なわれる。
タイヤはスリックタイヤ4セット、ウエットタイヤ3セットがそれぞれのイベント毎に配られ、ピレリは公式テストセッションも含めて3500セットを越えるタイヤをGP2アジア・シリーズに供給する予定だ。
◆ポール・ヘンベリー (ピレリモータースポーツ・ディレクター)
「我々のエンジニアと全チームのドライバーの関係が良好であることに非常に満足している。昨年を通して、我々は役に立つ情報、価値のある提案、いくつかの励みになるコメントを集めることができた。我々のタイヤへの信頼性と安定性に非常に満足している。昨年を通して得た価値のある経験のおかげで、GP2のドライバー及びチームをサポートするノウハウはすでに準備できている。2011年のシーズンが本当に楽しみだ」。
【翻訳:Atusi Kitami】