F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】 > F1ニュース >   小林可夢偉レース後・会見全録【トルコGP(日)】

F1ニュース F1の動向が一目でわかる新着ニュースや最新トピックを随時更新。

小林可夢偉レース後・会見全録【トルコGP(日)】

110558_kamui-1.jpg
14台抜き(実際にはグロック+ヴァージンがスタートしなかったので13台)でもサバサバ。


「今日は、そんなに”むずかしいこと”をしたとは思ってない。クルマも速くて、けっこうおもしろいレースができた」

◆パンクした周、タイムロスを十数秒で抑えた走りは、今日一番!
—-今日のレースの作戦ですが、新品タイヤも残っていたということで、楽しいレースになりましたが?
可夢偉:
自分としては、そんなに”むずかしいこと”をしたようなレースではなかったんですけど、すごくうまく(物事が運んで)、クルマも速くて、自分なりには、けっこうおもしろいレースだったと思います。

—-パンクして、ほとんど一周をゆっくり回ることになりましたが、このときはどんな気持ちで?
可夢偉
あのときは、諦めないぞという気持で・・・。ただ、パンクしているクルマを、どうやって、一周、(ピットまで)持って帰ってくるかがけっこう大変で・・・。

あの周は、たしか、十何秒しか損してない。パンクした割りには、けっこう、レベル高い!(笑) 何を言おうが、あれが一番の”予選ラップ”じゃないですかね、今回の。

—-最終スティント、タイヤ的に”長いラン”になりましたが、それほど悪くなかったということ?
可夢偉
まあ、ギリギリですね。でも、あの状態で、ここまで戻って来たというのは、ほんとに、よかったと思います。チーム自体、いいストラテジーを考えてくれて、すごくいい仕事をしてくれたと思います。

—-予選までの不運を、吹き飛ばしましたよね?
可夢偉
まだ不運ですよ、タイヤ、パンクしたから!(笑)

—-シューマッハとバトルになったときは、芝生に押し出されたりしていましたが、あのときは?
可夢偉
けっこう、危なかった! 芝で、スピンしそうになった。

—-ブエミのときは?
可夢偉
ブエミは、抜いたけど、そこで(彼が)粘りやがって(笑)。タイヤ、ボンって当てられて。まさか、あそこまで粘ってるとは思ってなかったんで(笑)。

—-それは13コーナーかな?(ブエミ?が)右にいたあたり?
可夢偉
まっすぐ、右に行く手前。

—-最初は、パンクチャーはわからなくて?
可夢偉
直線、ちょっと過ぎたあたりで・・・。

—-そこで、(ピットに)入れてれば、ね?
可夢偉
いや、そこまで気にしてなかったから。あれ、もう少し前やったら、気づいた(気付いてピットに入った)んだけど。もう、200メーターくらい、手前のコーナーだったでしょ。当たって、すぐやったから。そんなこと、考えもせず、まさか!と思って。

—-向こうのフロントウイングとぶつかってる?
可夢偉
いや、知らない(わからない)です。

—-感触はあった?
可夢偉
うん。

◆最後のマッサの追い上げは、まったく気にしてなかった
—-最後、マッサが来ているというのは、ピットから指示はあった?
可夢偉
ええ。でも、(差が)6秒とかあったから、余裕だった。

—-最後にピットインして交換したときには、これで走りきると思っていた?
可夢偉
その予定・・・。(チームから)行けるか?といわれたから、とりあえず、行けるって言ったけど(笑)。もともと、パンクチャーで、予定がだいぶ狂ったから、それがちょっと拙かったね。

—-軽い状態のクルマには、ぶっつけ本番で走ったことになりましたが、クルマはどんな感じ?
可夢偉
まあ、悪くもなく、良くもなく。

—-もともとのプランが、三回ストップ?
可夢偉
そう! 

—-それが(パンクチャーで)前倒しになっちゃって?
可夢偉
ええ。

—-後ろに、ツケが回っちゃった?
可夢偉
・・・ですね。

—-最初につけたハードタイヤは、どんな感触?
可夢偉
まあまあ問題なく・・・。とりあえず、前のクルマだけ、パッと抜いとけば、あとは(上位集団に)ついて行け!という感じだったんですけど。まあ、順調に・・・。

—-最初のタイヤをハードにした理由は、序盤なら、そんなに全体のペースも上がらないだろうから、という判断?
可夢偉
(うなずく)

—-新品タイヤが残っていたのは、アドバンテージになった?
可夢偉
その前に、あのポジションからスタートするっていうのが、ちょっと大変だった(笑)。

【STINGER/Hiroaki Iemura】
記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

F1 最新レースデータ

F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

PARTNER
[協賛・協力企業]

  • CLOVER