カナダGP 決勝 赤旗中断中
<14時00分>
スタートから1時間、レースは24周したころで止まっている。コースの各所に川ができている。
<14時01分>
グリッド上では、マシンのパーツなどの追加は認められないが、交換は自由。再スタートに備えて、でき得る限りのパーツを交換して、再スタートに備えている。
<14時03分>
一時的に雨が小降りになったが、再び雨足が強まった。
<14時08分>
S.フェッテルに対して、「20分間は、雨足は弱くならないが、10分後に、なんらかの告示がある」と無線で伝えられる。
メルセデスが、グリッドでの作業用に、雨よけテントを用意していた。
<14時17分>
N.ハイドフェルト、V.ペトロフはレーシングスーツを着替えるのか、ガレージに戻っている。コクピットで待機していたN.ロズベルグも、コクピットを降りた。M.シューマッハは、ガレージでチームメンバーと談笑している。
<14時21分>
雨が強まって赤旗が提示されてから35分が経過した。雨は弱くなっていない。70周を予定しているレースは24周で停まったままだ。
<14時24分>
あと15分で雨が止むとの情報があり、その後、セーフティ・カーに先導されて再スタートとなるかもしれない。しかし、レーダーは、14時45分まで変化なしを伝えている。
<14時33分>
小林可夢偉がコクピットを降りた。着替えとトイレか。
気温18℃、路面温度は16℃。風は、コースの進行方向左前方から3.3m/s。しかし、観客もコースマーシャルも、非常に明るく振る舞っている。
<14時38分>
メカニックは、半数が、傘も差さずにずぶ濡れで作業を続けている。ルノー・チームのスタッフはコーヒーを飲んでいる。
<14時45分>
30分後の15時15分にレース再開の可能性が検討されるとの情報が伝わった。
<14時46分>
赤旗提示から1時間。N.カーティケヤンのエンジニアから、N.カーティケヤンに「コーナーと2コーナーに凄い水がたまっているので、あと30分はスタートしないと思う」と伝えられた。雨は弱くなっていない。
寒さと雨を考えると、歓声を上げ、時折歌も出るスタンドは、日本人には考えにくい明るさだ。
<14時50分>
若干空が明るくなり、雨が小降りになっている。
<14時5分>
雨が弱まり、N.カーティケヤンの無線が、「あと10分ほどで雲が切れて雨が上がりそうだ」き伝えられた。
<15時01分>
空が幾分明るくなった。コース上では、確認と排水のために、メルセデスのオフィシャル・カーが走り、各種排水車が活躍している。
ヘアピン部分などの雨は上がっているが、コーナーによっては、雨が水たまりを叩き続けている。
<15時07分>
ほとんど雨が上がり、霧が晴れ、モントリオールの街並みが見通せるようになった。
スタンドから、レース再開を要求する歓声が上がっている。
<15時10分>
小林可夢偉のマシンからカバーが外された。コースは完全ウェットだが、雨が上がって、再スタートの気配が高まっている。
<15時16分>
雨はほとんど上がっているが、N.カーティケヤンの無線が、「次に強い雨が10分後に来る」と伝えた。
<15時18分>
メディカル・カーがコースインスペクションに出た。1972年に最年少ワールドチャンピオンとなり、その後アメリカに移ってCARTチャンピオンになったエマーソン・フィティパルディが、ピットロードからグリッドに出て、他のレース役員とともに状況を鳩首会談している。
<15時23分>
再び雨がコースを叩き始めた。
レーダーでは、大きな雨雲は認められていない。
<15時35分>
15時50分に再スタートが報告された。
<15時42分>
小林可夢偉がマシンに乗り込んだ。スタンドは立ち上がって、数分後の再開を待っている。
赤旗から2時間以上のインターバルを挟んで、セフティカー先導でレースが再び幕を開ける。
<15時45分>
5分後のスタートを前に雨が強くなった。しかし、レーダー観測では、雨は5分間だけの見込みだ。
<15時47分>
スタートまで3分。気温は17℃、路面温度は18℃。雨は弱くコースを叩いている。
DRS計測開始位置からDRS使用可能位置の間で前車の約1秒以内にいればDRSが使用可能。DRSは、DRS使用可能位置からブレーキを踏むまで使用できる。