今日のひとこと【カナダGP(日)】
セバスチャン・フェッテル【レッドブル】
グリッド=1番 / 決勝=2位
「もちろんガッカリしてるよ。リードを広げるんじゃなくて、守ろうとしたのが間違いだった。終盤、ジェンソンが近づいてきたからペースアップしたんだけど、手遅れだった。抜かれたのは僕自身のミスだよ。それでも、リタイヤするマシンが少なくない中で、2位になれただけでもよかったよ」。
マーク・ウェバー【レッドブル】
グリッド=4番 / 決勝=3位
「大変なレースだったよ。チャンスがほとんどなくて、相手がミハエルやニコのように、駆け引きがわかってるベテランになると、なおさらだ。ミハエルとのバトルは楽しかったけど、ジェンソンがすごい勢いでやってきたんだ。チームは大量にポイントを獲得できたし、よしとするべきだろう」。
ルイス・ハミルトン【マクラーレン】
グリッド=5番 / 決勝=リタイヤ
「まずはジェンソンを祝福したいね。それからチームに申し訳ないと思っている。追い上げてジェンソンの後ろに来たとき、相手が最後のシケインで突っ込みすぎて素早く立ち上がれなかったから、並びかけていったんだ。そこでラインにもどろうとしたジェンソンと接触してしまったよ。お互い仕方がなかったと思う」。
ジェンソン・バトン【マクラーレン】
グリッド=7番 / 決勝=1位
「これまでで最高の勝利だったね。ただ勝っただけではなくて、ライバルを抜いてチェッカーフラッグを受けたんだから、これほど素晴しいことはないよ。セバスチャンが最終ラップにミスをしてくれたのはラッキーだったけど、たまにはああいうことがあってもいいね。笑いが止まらない気分さ」。
フェルナンド・アロンソ【フェラーリ】
グリッド=2番 / 決勝=リタイヤ
「雨が降っていた時から、すべてがおかしくなりはじめたんだ。今日は運が悪かったとしか言いようがないね。コースの性格と新しいパーツのおかげで、今回は高い戦闘力を示すことができたよ。元気を出して、戦う姿勢を忘れちゃいけないね」。
フェリペ・マッサ【フェラーリ】
グリッド=3番 / 決勝=6位
「6位という結果には満足できないよ。カーティケヤンを抜こうとした時に、チャンスは消えてしまったんだ。相手はライン上をゆっくり走っていたんだけど、こっちは濡れた路面を走ってて、コントロールを失って壁にぶつかったんだ。本当に腹立たしいよ。すべてが台無しになってしまった」。
ミハエル・シューマッハ【メルセデスGP】
グリッド=8番 / 決勝=4位
「喜んでいいのか悲しむべきなのか、自分でも判らない複雑な心境だよ。終盤まで2位につけていて、表彰台に立ちたかったけど、上手くいかなかった。戦術が当たって、あれだけの戦いができたんだ。辛抱強く声援を送ってくれたファンにも感謝してるよ。楽しんでもらえるレースができてよかった」。
ニコ・ロズベルグ【メルセデスGP】
グリッド=6番 / 決勝=11位
「マシンには問題はなくて、ポイント圏内に食い込むことができたんだけど、66周目のヘアピンでミスをしてしまったんだ。結果はあまりよくなかったけど、TVで見ているファンにとっては面白いレースだったと思う。明るい材料もあったし、次のバレンシアに活かしたい」。
ニック・ハイドフェルト【ロータス・ルノー】
グリッド=9番 / 決勝=リタイヤ
「レースをフィニッシュできなかったのが1番残念だ。可夢偉の後ろにいて、彼が突然スローダウンしたから、後ろに当たってしまって、フロントウイングを失ってコースオフしてしまったんだ。ポイントを取れるポジションにいたから、フラストレーションを感じてる」。
ヴィタリー・ペトロフ【ロータス・ルノー】
グリッド=10番 / 決勝=5位
「レースを止めたのは正しい判断だった。グリップが無かったし、マシンはあちこちでアクア・プレーニングを起こしていたんだ。リスタートしたときには、4番手のポジションにいたから、さらに上のポジションをかけて争ったんだ。ポイントを追加できたのは嬉しいし、本来いるべき位置に戻ってこれたと思う」。
ルーベンス・バリチェロ【ウィリアムズ】
グリッド=16番 / 決勝=9位
「チームのために何とかポイントを獲得することができて、満足してるよ。もう少しいろいろできたはずだけど、最後のセーフティ・カーが引っ込んだあとに、小林を避けるためにオフラインに行ってしまって、ポジションを失ったんだ。そのことは残念だったけど、2ポイント獲得できたのはよかったよ」。
パストロール・マルドナド【ウィリアムズ】
グリッド=12番 / 決勝=リタイヤ
「僕にとっては困難なレースだった。最後のセーフティ・カーが引っ込んだときに、僕はニコと接触してしまったんだ。フロントウイングが壊れて、ピットストップを余儀なくされたよ。そのあとは、ウエットの部分でスピンした。それだけさ」。
エイドリアン・スーティル【フォース・インディア】
グリッド=14番 / 決勝=リタイヤ
「セーフティ・カーが引っ込んで、ロズベルグと接近戦になるまでは、順調だった。前を走っていた全てのマシンがヘアピンでスローダウンしていたから、接触してしまって、フロントウイングにダメージを受けてしまった。ドライブスルー・ペナルティを受けたあとは、ドライタイヤに賭けてみることにしたんだけど、壁に接触して左リヤのサスペンションを壊してしまったんだ」。
ポール・ディ・レスタ【フォース・インディア】
グリッド=11番 / 決勝=18位
「リスタートの後は、シケインでフロントウイングを失うまでは、全てが順調だと思っていたんだ。僕にドライブスルー・ペナルティが与えられてしまったけど、本当に驚いたよ。そのあとは、フィールドに戻って、ルーベンスをパスしようとプッシュしてたんだ。残念ながら、プッシュしすぎて壁をこすって、そのせいでマシンを止めざるを得なくなったんだ」。
小林可夢偉【ザウバー】
グリッド=13番 / 決勝=7位
「なんとかポイントを獲ることができました。雨に強いことは証明できましたけど、路面が乾くと、順位を落としてしまいました。予選13位から7位なら悪くないですけど、中断後のスタート位置が2番手だったことを考えると、素直に喜べないですね」。
ペトロ・デラロサ【ザウバー】
グリッド=17番 / 決勝=12位
「セーフティ・カーが出た時点で9位まで順位を上げたけど、ジェンソンと接触して、フロントウイングを交換するためにピットへ戻らなければならなかった。さらに周回遅れにも引っかかって、ポイント圏内から脱落したんだ。なにしろめまぐるしいレースだったよ。この週末のことは、決して忘れないだろう」。
セバスチャン・ブエミ【トロロッソ】
グリッド=15番 / 決勝=10位
「もちろん満足はしているけど、もう少し上手くやれただろうし、少し残念に思ってるんだ。だけど、全体的な結果を見みると、チームのためになれて満足してるよ。今日のレースは、観客にとっては素晴らしいショーだったと思う。バレンシアに向けて、いい形で入っていくために、懸命に作業をしないとね」。
ハイメ・アルゲルスアリ【トロロッソ】
グリッド=ピットスタート / 決勝=8位
「8位でレースを終えたのは僕たちにとって、素晴らしい結果だから、満足してるよ。全てのチャンスを最大限に活かすことができたんだ。タイヤ交換のためのピットストップの決断も、戦略も完璧だった。今回の結果は、僕の2回目のホームレースのバレンシアに向けて、翼を授けてくれたよ!」。
ヤルノ・トゥルーリ【ロータス】
グリッド=18番 / 決勝=17位
「すごく波乱なレースだったよ。ブレーキに問題を抱えていたけど、競争相手を引き離すことができたんだ。残念ながら、ドライタイヤへ交換するためのピットストップの後で、コックピットの中で何かがおかしかったんだ。チームはそれを修理できなかったから、トラックにもう1度戻って、最後まで走り切るように最大限のことをしたんだ」
ヘイキ・コバライネン【ロータス】
グリッド=19番 / 決勝=リタイヤ
「残念ながら、ドライブシャフトが故障して、レースを終えることになったんだ。リスタートした時に、急激にドライブしにくくなって、リタイヤせざるを得なくなったんだ。残念な週末の終わり方だったよ」。
ナレイン・カーティケヤン【イスパニア】
グリッド=22番 / 決勝=17位
「最後のインターミディエイト・タイヤでもう少し、トラックに留まりたかったね。ピットを出て初めて、履いたタイヤがスリックだということに気づいたけど、その時には濡れたラインにいて、マシンがスライドして大きくポジションを失ってしまった。だけど、そこを除けば、何台かのマシンをオーバーテイクできたから、楽しいレースだったよ」。
ヴィタントニオ・リウッツィ【イスパニア】
グリッド=20番 / 決勝=13位
「クレイジーなレースだったね。全てを正しく行うことができたから、チームの皆にとっては、素晴らしい結果だよ。今回のレースで、僕たちのマシンよりもずっと速いマシンをオーバーテイクすることができたのは、素晴らしかった。今回の結果が、今シーズンのベスト・フィニッシュにならないように、プッシュしていくつもりだよ」。
ティモ・グロック【マルシア・ヴァージン】
グリッド=21番 / 決勝=16位
「今まで経験したレースの中で、1番長かったレースじゃないかな。いいペースだったし、トゥルーリを捕まえてパスしたんだけど、そのあとで、フロントタイヤを激しくロックアップしてしまって、最終的にかなりの犠牲を払うことになったんだ。最終ラップではタイヤが完全に駄目になって、できることは何もなかったよ」
ジェローム・ダンブロジオ【マルシア・ヴァージン】
グリッド=23番 / 決勝=15位
「浮き沈みが激しいレースだったよ。赤旗が出る前に、僕は2回ピットストップをしてたし、リスタートのあとには、ティモとレースをしていたんだ。何が起きてるんだ?と思ったよ。クレイジーだったね!僕にとっては本当に良い経験になったよ」。