フェラーリ先行、メルセデスにほころび?–中国GP予選直前情報
中国GPは2日目を迎えた。天候が回復し、午後の予選を前に、フリー走行3が行なわれた。
1-2を、開幕戦を制したフェラーリが占め、王者メルセデスは3-4番手にとどまった。
ルイス･ハミルトンもバルテリ･ボッタスも、これまでのメルセデスでは見られなかった乗り難そうな状況が画面から伝わった。
ハミルトンもボッタスも、最後のアタックでコーナーをオーバーランして、苦戦しているように見えた。
ひとつのセッションだけで判断するのは乱暴だが、メルセデスが明らかにここまでと違って見える。フリー走行3開始早々に、ボッタス＋メルセデスのリヤウィング前に今年から取り付けられている通称”Tウィング”がちぎれ飛ぶアクシデントが起きた。新たなパーツとはいえ、メルセデスにしては珍しいトラブルだった。こういうところからほころびはでるものだ。
トップタイムのフェッテル＋フェラーリと2番手のライコネン＋フェラーリの差は0.053秒差だが、メルセデスは、ボッタスが0.371秒、ハミルトンが0.543秒遅れている。
一方、マクラーレン･ホンダはアロンソとヴァンドーンが、それぞれ2.567秒と2.885秒遅れて17番手と19番手と下位に沈んでいる。
予選は、日本時間17時（現地時間16時）から行なわれる。
◆フリー走行3結果
1. フェッテル＋フェラーリ
2. ライコネン＋フェラーリ
3. ボッタス＋メルセデス
4. ハミルトン＋メルセデス
5. マッサ＋ウィリアムズ
6. フェルスタッペン＋レッドブル
7. リカルド＋レッドブル
8. ストロール＋ウィリアムズ
9. フルケンベルグ＋ルノー
10.サインツ＋トロロッソ
11.フルケンベルグ＋ルノー
12.マグヌッセン＋ハース
13.ペレス＋フォースインディア
14.グロジャン＋ハース
15.クビアト＋トロロッソ
16.オコン＋フォースインディア
17.アロンソ＋マクラーレン･ホンダ
18.エリクソン＋ザウバー
19.ヴァンドーン＋マクラーレン･ホンダ
20ジオヴィナッツィ＋ザウバー
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Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team
