フェラーリ快調–バーレーンGP初日トピックス
2017F1GP第3戦バーレーンGPは、前戦の中国GPの翌週、舞台を中東のバーレーンに移して初日を迎え、最強チームのメルセデスのエース、ルイス・ハミルトンがバーレーンGP直前のコメントが正しかったことを立証する初日だった。
ハミルトンは、「フェラーリは、これまで以上に迫っている」とコメントしていたが、その通り、フェラーリがメルセデスに迫る走りを展開、セバスチャン・フェッテルのフェラーリが、2回行なわれたフリー走行で、どちらもトップタイムを記録した。
フリー1でメルセデスは、ルイス・ハミルトンが10番手、ボッタス+メルセデスが14番手。初日とはいえ、いつもと違う結果だった。
フリー走行2でも、やはりフェッテル+フェラーリがトップタイムを記録し、ハミルトン+メルセデスが5番手、ボッタス+メルセデスが2番手。もちろん、車両規則が新たになったシーズンに向けてレースを見込んだセッティングを進めているというメルセデスの戦略はあるのだろうが、そうしてレースを見込んだプログラムをメルセデスが行なっていることは、ライバルが拮抗していることに対して準備が必要であり、つまりは、ハミルトンの言葉通り、フェラーリが迫ってきていることをメルセデスが意識している結果と言える。
マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソがフリー走行1の最後の段階で8番手の1分34秒372を記録して、期待をつないでいる。
◆2017F1GP第2戦フリー走行2結果
1. フェッテル+フェラーリ
2. ボッタス+メルセデス
3. リカルド+レッドブル
4. ライコネン+フェラーリ
5. ハミルトン+メルセデス
6. フルケンベルグ+ルノー
7. マッサ+ウィリアムズ
8. フェルスタッペン+レッドブル
9. グロジャン+ハース
10. クビアト+トロロッソ
11. マグヌッセン+ハース
12. オコン+フォースインディア
13. パーマー+ルノー
14. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
15. ペレス+フォースインディア
16. ストロール+ウィリアムズ
17. エリクソン+ザウバー
18. サインツ+トロロッソ
19. ウェーレイン+ザウバー
20ヴァンドーン+マクラーレン・ホンダ
Photo by Ferrari S.p.A / FERRARI MEDIA