今日のひとこと【シンガポールGP(日)】
セバスチャン・フェッテル【レッドブル】
グリッド=1番 / 決勝=1位
「すごく嬉しいよ。マシンは終始完璧で、難なくリードを広げることができたよ。セーフティ・カーが出たのはありがたくなかったけど、さいわい、ジェンソンとの間に周回遅れが挟まっていたから、すぐに自分のリズムで走ることができたし、またリードを広げていったんだ。とにかく最高のレースだったと思う。すごく大きい1勝だよ」。
マーク・ウェバー【レッドブル】
グリッド=2番 / 決勝=3位
「去年のようなスタートができないんだ。これは大きな課題で、解決できないとコース上でほかのマシンを抜くという余計なリスクを負うことになるんだ。今日も結局そのために最終的な順位をひとつ落としてしまった。いずれにしてもここで表彰台に立てたのは、良いことだよ」。
ルイス・ハミルトン【マクラーレン】
グリッド=4番 / 決勝=5位
「ペナルティのあと、前のマシンを抜いていくのは楽しかったけど、マシンに恵まれながら、後方に留まっているのは、やはりつまらなかったよ。今回はせっかくのチャンスを逃したという印象だけど、そんなことは忘れて、次の鈴鹿に集中しなければならないね」
ジェンソン・バトン【マクラーレン】
グリッド=3番 / 決勝=2位
「レース中、ずっと無線でマシンとタイヤを労わるよう言われ続けてたんだ。攻めの走りができたのは、スーパーソフト・タイヤでセバスチャンを追いかけたラスト12周だけなんだ。全力をつくしたけど、先頭には届かなかったよ。それでも3日間ともミスなくこなして、最高のレースができたよ」。
フェルナンド・アロンソ【フェラーリ】
グリッド=5番 / 決勝=4位
「幸運に恵まれれば表彰台は可能だったかもしれないけど、スピードが足りなくて、残念ながら表彰台に立てなかったよ。今はマシン的に3番手というのが実情だ。これからの5戦もラクではないけど、チームの士気に変わりはないよ。どこかでチャンスがめぐってくるだろうね」。
フェリペ・マッサ【フェラーリ】
グリッド=6番 / 決勝=9位
「レースが終った時は本当にガッカリしたし、腹立たしかったよ。ハミルトンと接触した影響は大きいし、今日は6位以内に入れたと思う。レース後、ハミルトンと話し合おうとしたけど、返事もしないで立ち去ってしまった。このところ、こういうレースが続いているから、問題なく戦いたいよ」。
ミハエル・シューマッハ【メルセデスGP】
グリッド=8番 / 決勝=リタイア
「残念な終わり方だったから、ちょっとガッカリしてる。ペレスとの考え方の違いで事故が起こったんだ。彼はイン側に行こうと動いて、僕は彼がそんなにすぐに動くとは思わなかったから、彼にヒットしてしまったんだ。マシンとタイヤは上手く機能していただけに、残念だよ」。
ニコ・ロズベルグ【メルセデスGP】
フリー走行3=6位 / 予選=7位
グリッド=7番 / 決勝=7位
「6位は最適な結果だけど、今週末はあまり上手く行かなかったんだ。リヤエンドに手を焼くことになったし、マシンはこういう厳しいトラックには全然合ってなかったから。結果には満足できないし、アジアでのレースに向けて、マシンを改善するために一生懸命に作業するよ」。
ブルーノ・セナ【ロータス・ルノー】
グリッド=15番 / 決勝=15位
「タフなレースだったよ。1周目は良かったけど、酷いタイヤの摩耗に苦しめられたんだ。そのあと、ヘアピンに進入したとき、ホイールがロックして壁に当たってしまったんだ。もう少しマシなレースができたかもしれないけど、できることはやったし、日本では、R31の持つポテンシャルを引き出せるのを期待している」。
ヴィタリー・ペトロフ【ロータス・ルノー】
グリッド=18番 / 決勝=17位
「今日のレースは忘れないとね。スタートしてすぐに、KERSに問題が起きて、ラップ毎にコンマ数秒を失う羽目になったし、タイヤの挙動が悪くなってきて、マシンがオーバーラップし始めたんだ。どうして、この手のサーキットでマシンが上手く機能しないのか、理由を調べないといけない」。
ルーベンス・バリチェロ【ウィリアムズ】
グリッド=12番 / 決勝=13位
「セーフティ・カーが出たとき、ステイアウトすることがポイント獲得の唯一の方法だったんだ。同じタイヤで何週もするのは、タイヤにはキツい注文だったし、マッサがうしろに来てたけど、どうすることもできなかった。やれることはやったけど、今日はそれに見合う成果を挙げられなかったよ」。
パストール・マルドナド【ウィリアムズ】
グリッド=13番 / 決勝=11位
「レース全体を通してマシンはかなりオーバーステア気味で、ピットに早く戻らざるを得なかったんだ。それ自体は大したことじゃなかったし、2回目のスティントの半分は、マッサについていけたんだ。チームは良くやってくれたと思うし、満足してるよ」。
エイドリアン・スーティル【フォースインディア】
グリッド=9番 / 決勝=8位
「2台揃ってポイントを獲得することが目標だったから、今日の結果はすごく嬉しいよ。今日の得点で、ザウバーにすこし水を開けることができたね。最後の走行はタイヤ交換なしで30周を消化するという難しいものだったけど、なんとか最後まで8位のポジションを守ることができたよ」。
ポール・ディ・レスタ【フォースインディア】
グリッド=10番 / 決勝=6位
「楽しかったし、結果にも満足してるよ。タイヤの消耗をコントロールしながらゴールを目指したよ。終盤は単独走行になって、いいペースをキープすることができたんだ。ここに持ち込んだ新しいパーツのおかげでマシンの性能が向上して、タイヤの寿命も延びたんだ。今日は、その成果を見せることができたと思う」。
小林可夢偉【ザウバー】
グリッド=17番 / 決勝=14位
「すごく難しい週末でした。ペースは良かったんですけど、レースではトラフィックに捕まって、セーフティ・カー出たときに、戦略をミスしてしまって上手く行きませんでした。ブルーフラッグなんて見えなかったんで、ドライブスルー・ペナルティーを受けてすごく驚きました」。
セルジオ・ペレス【ザウバー】
グリッド=1
1番 / 決勝=10位
「今日は10位が達成できる最高の結果だったと思う。2回目のストップはミハエルとのアクシデントで予定よりも早めにピットに入ることになったから、最後はすごく長いスティントになったんだ。ミハエルは楽観的だったと思う。コンストラクターズ・ランキング6位を取り戻すために戦い続けるよ」。
セバスチャン・ブエミ【トロロッソ】
グリッド=14番 / 決勝=12位
「今日は12番手あたりが精一杯だったよ。ダウンフォースが足りなくて、コーナーを速く抜けることができなかったんだ。あとから考えれば、簡単なことだよ。鈴鹿のようなサーキットでは、もっと力が出せるはずだから、次の日本GPを楽しみにしてるよ」。
ハイメ・アルゲルスアリ【トロロッソ】
グリッド=16番 / 決勝=リタイア
「土曜の時点で今日の展開はほぼ読めていたから、あまり期待できないと思っていたんだ。スタートから2〜3周でオーバーステアがひどくなったよ。それでラスト2周というところで壁に突っ込んで、レースを終えることになったんだ。ポイント獲得は最初から難しかったと思う」。
ヤルノ・トゥルーリ【ロータス】
グリッド=20番 / 決勝=リタイア
「今回も素晴らしいスタートを切って、ルノーとトロロッソの前に出たんだ。彼らはプッシュしてきたけど、ポジションをラクにキープできたよ。そのあと、ハイメが僕のマシンの左リヤに当たってきて、ピットに戻らないといけなくなった。本当に残念だったよ。不運だった。だけど、戦いに戻って、ギヤボックスに問題が起きてマシンを止めるまで、ベストを尽くしたよ」。
ヘイキ・コバライネン【ロータス】
グリッド=19番 / 決勝=16位
「パフォーマンスには満足してるし、素晴らしいレースをすることができたから、喜ばないとね。素晴らしいピットストップ作業のおかげで、ペトロフの前にとどまることができたんだ。持ち込んだアップグレードが、役に立ってくれてよかったし、鈴鹿では、さらにパフォーマンスを引き出せると思う」。
ダニエル・リカルド【HRT】
グリッド=23番 / 決勝=19位
「1周目にノーズをいためてしまったから、単調なレースになったんだ。込み合ったターン8をいつものように走れず、ラインを変えたら、壁に接触したんだ。自分のミスだけど、それからはずっと青旗を振られていたから、リズムがつかめなかったよ。それでもなんとか、シーズン中もっとも過酷なレースを完走することができた」。
ヴィタントニオ・リウッツィ【HRT】
グリッド=24番 / 決勝=20位
「今日はツキにも見離される厳しいレースだったんだ。前半は順調だったけど、残り4分の1というところでリヤタイヤが完全に消耗して、使用済みのタイヤと交換しなければならなかったんだ。そのあとはアンダーステアがひどくて、完走することだけに専念したよ」。
ティモ・グロック【ヴァージン】
グリッド=21番 / 決勝=リタイア
「不運なことに、第2セクターでリカルドがマシンの右リヤに突っ込んできて、その時から、ステアリングが真っ直ぐにならなくなったんだ。そのあと突然、ブレーキング中にリヤのコントロールを失って、壁に当たってしまったんだ。リヤのサスペンションが壊れてしまったんだと思う。そこでレースは終わりだよ」。
ジェローム・ダンブロジオ【ヴァージン】
グリッド=22番 / 決勝=18位
「今日のレースにはすごく満足してるよ。2ストップ作戦を予定していたから、タイヤをセーブするようにて、作戦はすごく上手くいった。満足してるし、こういうレースを続けていく必要があるね。今までのレースの中で1番タフだったけど、最後まで何とか走りきることができたんだ。良かったよ」。