写真で振り返るシンガポールGP
シンガポールGPのセッションがスタート。サーキットがライトアップされ、シンガポールの公道がサーキットに。
金曜日のセッションからトップ10以内をキープし、好調をアピールした小林可夢偉。次戦鈴鹿に向けて弾みをつけたい。
シンガポールの夜は暑く、多くのドライバーが”1年で最もタフなレース”と口にする。1時間50分以上の長いレースに向けてセットアップに余念がない。
予選はまたしてもS.フェッテルが圧倒的な速さでポール・ポジションを獲得し、「1回目のタイムで十分だったね」と余裕のコメント。フロントローにレッドブル、2列目マクラーレン、3列目フェラーリ、4列目メルセデス、5列目フォース・インディアが並ぶという、マシンの戦闘力が如実に表れた予選となった。
鈴鹿でもおなじみ、クラシック・カーを使用したドライバーズパレード。ドライバー一人ひとりがスタンドのファンへ向け、手を振った。
午後8時、4回目のシンガポールGPがスタート!奇数列のドライバーが軒並み好スタートを切る。
シンガポールでは、過去3度のグランプリで2勝、3位1回と抜群の相性を持つアロンソ。今回はモナコでも使用したゴールドヘルメットをかぶり、表彰台を狙うも、終盤、ウェバーに交わされ、4位に。 ここで、アロンソの2011年チャンピオンの夢は途絶えた。
レース中盤、シューマッハとペレスのアクシデントによりセーフティ・カー導入。シンガポールではおなじみの光景ではあるものの、今回はセーフティ・カーの出動はわずか1回と、例年に較べ、おとなしめなレースに。
中段グループでは、フォース・インディア勢が大健闘。6位と8位でダブル入賞し、大量12ポイントを獲得。コンストラクターズ・ランキングでザウバーを一気に突き放した。
セーフティ・カー導入により、一時はリードを縮められたフェッテルだったが、その後も独走、一人旅。2011年ドライバーズチャンピオンまでの道のりはあと1ポイント。鈴鹿で達成なるか?
[まとめ/Atusi Kitami]