写真で振り返る韓国GP
2年目の韓国GPのセッションがスタート。雨のセッションとなり、各車、深溝ウエットタイヤでコース上へ。
ドライバー達も雨の多さと、乾きにくい路面に困惑気味?
予選は一転してドライ・コンディションに。ハミルトンがついにレッドブルのシーズンPP記録を15で止めた! 18年前、ウィリアムズ・ルノーのシーズンPP記録を15で止めたのも、当時マクラーレン・フォードのアイルトン・セナ。名門マクラーレンが意地を見せた。
フェッテルのチャンピオンを記念してか。こんなユニークな横断幕も。F1が少しずつ韓国にも浸透し始めている。
土曜日の予選で、レッドブルのシーズン連続PP記録を止めたハミルトン。しかし、最近のレースでの接触が相次いでか、表情はさえない。沈痛な面持ちでレースに挑む。
午後3時。小雨が降りしきる中、ドライ・コンディションでレースがスタート。ホール・ショットはハミルトンが決める。
レース序盤から終盤にかけて、2位争いが非常に熱い決勝となった。ハミルトン、ウェバー、バトン、アロンソが1秒間隔で接近。ハミルトンが2位を守る。
中段グループではトロロッソが大健闘。異次元のトップスピードでマシンを次々にオーバーテイク。7位と9位のダブル入賞を果たし、コンストラクターズ・ポイントでザウバーの背後に。
レース序盤にハミルトンからトップを奪った後は、2位争いをしり目に独走。鈴鹿での借りを返すトップ・チェッカー。
シーズン二桁勝利を飾り、チームのコンストラクターズ・タイトルを決めたフェッテル。残り3戦全勝すれば、2004年ミハエル・シューマッハがフェラーリで達成した、シーズン13勝に並ぶ。フェッテルのモチベーションは衰えない。
Photo by Jiri Krenek(from Praha / active pictures)
[まとめ/Atusi Kitami]