マクラーレン・メルセデス【マレーシアGP(土)】
◆ケヴィン・マグヌッセン(MP4-29-01)
フリー走行3=22位 / 予選=8位
「マシンはレイン・コンディションでもそれほど悪くはなかったけど、タイミングがよくなかったんだと思う。まだ僕はインター(ミディエイト/ドライとレインの
中間のタイヤ)とフルウェット(雨が強いときに使うレイン・タイヤ)について学んでるところで、今日の午後は正しい指示を出すのはまだ難しかったよ。だけど、僕はつねにいろんなことを発見してるし、全体的には僕にとっていい経験になったよ」。
「8番手は悪くないけど、それほどよくもないね。僕らがいたい位置ではないから、満足はできないよ」。
「Q2の終盤でコースアウトしたのは残念だよ。グラベルに突っ込んだから、フロアにダメージを負っちゃったんだ。どれだけのパフォーマンスをロスしたのかわからないけど、マシンに問題がなければQ3でもう少し攻められたはずだよ」。
「マシンの感触はいいし、まだポテンシャルを引き出せてない部分もあるんだ」。
「明日はもっといい仕事ができそうだよ。ここでのぺースは、まだ勝つためには万全ではないけど、明日は混戦になるはず」。
「どうなるか見てみよう」。
◆ジェンソン・バトン(MP4-29-04)
フリー走行3=21位 / 予選=10位
「Q3をインター(ミディエイト/ドライとレインの中間のタイヤ)で走ることにしたのは僕の判断だよ。ああいうときはいつもそういう指示を出してるし、それで上手くいってたんだ。ただ、今日は間違いだったよ」。
「フルウェット(雨が強いときに使うレイン・タイヤ)で最速タイムを出すのに十分な速さがあるときは、インターで走るギャンブルをする価値はない。だけど、トップ10のうしろから仕掛けていくときは、どうなるか見てみるためにやる価値はあるからね。それに、予選の最後のセッションはインターで行けそうなコンディションになってたんだけど、また雨が降ってきたんだ」。
「おかしなことに、僕は間違った指示を出したことにあまりガッカリはしてないんだ。たぶん、違う指示をしていてもポジションは2か3上がったくらいだと思うし、僕らはそういうところを狙ってたわけじゃないからね。だから、ギャンブルをする価値はあったよ」。
「明日ウェットになれば、誰にとっても厳しいレースになるよ。そういったコンディションじゃタイヤにグリップはないし、どのマシンも去年よりもダウンフォースが減ってるからね」。
「誰も明日どうなるかわからないよ。だけど、みんなが1つわかってることは、雨になればトリッキーになるってことだよ」。