マクラーレン・メルセデス【バーレーンGP プレビュー】
◆ジェンソン・バトン
「今週末のレースでバーレーンGPが10回目の開催だなんて信じられないよ。ここでは2009年に勝ってるし、何度もいいパフォーマンスを発揮してきたから、このサーキットのチャレンジングを楽しんできたよ。いつも、あともう少し自分自身とマシンからパフォーマンスを引き出したいと思うもので、難しいけど走り甲斐のあるサーキットだね」。
「日曜日のレースは僕の250戦目のレースなんだ。クレイジーだよ。2011年のハンガリーをマクラーレンと勝った200戦目なんかつい昨日祝ったばかりぐらいに感じてるのにね」。
「F1の時計の針はつねに進み続けていくもので、バーレーンでは新しいチャレンジに挑むことになるね。このサーキットで初めてのナイトレースだよ。照明の下でどんなレースになるのか楽しみだよ。夜のレースするのはいつも(昼間のレースとは)違った雰囲気が加わるし、今週末のレースもそれは変わらないだろうね」。
「この2戦で僕らは役立つポイントをいくらかゲットできて、それは僕らがいつも最初のフライアウェイの4戦(オーストラリア、マレーシア、バーレーン、中国)での目標だったし、今週末ももっとポイントを稼ぎたい」。
◆ケヴィン・マグヌッセン
「すでにF1のマシンで走ったことがあるサーキットでレースするのはいい経験になるよ。今回、それは僕にとっては初めてのことだね。すでに今年の4日間の冬のテストでここを走ってるから。比較的素早くサーキットを覚えないといけないから、シミュレーションでの経験を活かして、金曜日のフリー走行ですぐに仕事に取り掛かるのが最初のステップだよ。だから、(走った経験があるサーキットかどうかは)そんなに違いはないけどね」。
「僕はバーレーンでのテストとフィルミング・デイ(テストに含まれないプロモーション撮影用の走行日)を楽しんだよ。トラックにはコーナーのいい組み合わせがあるし、サーキットの後半にある高速セクションは、マシンがよく機能してるときはすごく楽しい部分だよ」。
「ただ、セパン(マレーシア)ほど高速ではないけど、ザヒール(バーレーン)のトラックにはいくつかの(マクラーレンのマシンが苦手とする)高速コーナーがあるし、今週末はテストのときよりももう少しコンペティティブだといいんだけどね。路面温度とダウンフォース不足で、メルボルンで見つけたスイートスポットに持っていくのが難しいってまだ思ってるけど、レースではまた違ったバランスを見つけられると期待してる」。
「このグランプリがおこなわれるのは夜だから、トラックはこれまでのどのバーレーンGPよりも少し涼しい状態になるだろうね。それはどのチームにとっても助けになると思うけど、僕らもその恩恵を受けられるはずだよ」。
「新しいことに取り組むのはいつでも魅力的なことだし、記念すべき10回目になる今週末のバーレーンGPが成功することを祈るよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:McLAREN MERCEDES