F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

フリー走行3=7位 / 予選=10位
「いつもの通りベストを尽くしたし、これからマシンがパルクフェルメ（車両保管所）から戻って来るのを待って、Q3でどうしてパワーが落ちたのを調べないとね。すでに冬のテストで、ここはメルセデス系のマシンに特に合ってることが見て取れてた。ここにはロング･ストレートがあるから、そこで彼らのパフォーマンスを最大限に活かすことができるからね。だけど、フリー走行と予選の最初の2つのセッションの成り行きを考慮すると、もう少し上のグリッドを狙うこともできたはずだよ。これからは明日上手くやることだけを考えないと。リカルドのペナルティでグリッドのキレイな側に着くってことを考慮すると、特にスタートを上手く決めないとね。それから、最高の戦略を用意して、2ストップ作戦か3ストップか選ばないといけない。かなりの部分がタイヤをどれだけ機能させられるかにかかってる。これまでより低い気温になれば、ミディアムがサプライズを起こす可能性があるよ」。

◆キミ･ライコネン(シャシー305)

フリー走行3=10位 / 予選=6位
「今日の午前中までマシンを快適に感じられてなかったし、僕らにでできることを信じたらそれが上手くいって今回も結果に結びついたから、今日の予選にはかなり満足してるよ。僕らはエンジン、データ収集、電気系、新しいパーツのすべての部分を改善していったから、フロントの感触がよくなったよ。もちろん、まだ目指してるところには達してないけど、僕らが進んでいる道は間違っていないと思うし、チームには、前に進むためにあらゆる可能性を与えてくれる人たちがそろってる。昨日のシミュレーションで僕はミディアム･タイヤに苦労してて、ソフトの方がバランスがよかったから、明日のレースがどうなるか予想するのは難しいね。僕らはメルセデスと渡り合うことはできないのはわかってるけど、今日の結果はこれまでのレース以上に僕らにさらに自信を与えてくれるし、いい結果を持ち帰るためにベストを尽くすよ」。