F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「全体的にみて、これが今日できたベストな結果だったろうね。スタートはそこまでよくはなかったし、ぺースをロスしちゃったけど、ラップが終わるころには取り戻すことができたよ。うしろから追い上げるときはいつもトリッキーだね。1ラップ目はかなり慌しかったよ。そこから列車みたいに連なって身動きが取れなかったから、今日はどれだけ追い上げていけるのか読めなかったし、僕らにどれだけの速さがあるのかもわからなかった。だけど、ハード･タイヤに履き替えてからは前のマシンについていくことができたし、ちょっと追い上げられたよ。僕らにはぺースがあることがわかったし、それからは昨日残しておいた新品のタイヤを2セット使って、さらに前を目指していけたんだ。すごくエンジョイできたし、4位は今日できる最大の結果だったと思う。ダニエルは今日いいレースをしたし、チームとしても3位と4位は今日できた最高の成績だろうね。メルセデスはすごく手強いからね。彼らには強力なエンジン、2人の優れたドライバー、速いマシン、それからすごくいいチームがついてるし、すばらしい仕事をしてるわけだから、彼らが支配してる状況に不平不満を言うのは間違いで、彼らは冬のあいだに誰よりもいい仕事をしてきたし、彼らはその仕事ぶりに値するポジションにいるわけだからね。上手くいけば、僕らもすぐに彼ら悩ませることができるかもしれないね。それが僕らのモチベーションにつながってる。いずれ追いつけるようになりたいし、さっきも言ったように、彼らをてこずらせたいね」。