F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

「これまでモナコでターボ･チャージャー付きのF1のマシンを走らせたことがなかったからね。それに、僕はこのチャンスを楽しんでる」。

「2014年のほかのどのレースよりも、昔のマシンと現行マシンの違いがハッキリとわかるだろうね。ここは空力の影響がずっと少ないから。それで、エンジンの影響がもっと大きくなると思ってる」。

「空力があまり重要じゃない場所だから、中国とスペイン以上に楽しめればね。モナコは特別だから。あらゆる点でね。ただ単にいい週末にできることを望んでるよ。僕らは予選でマシンから最大限のパフォーマンスを引き出す必要があるし、1周目にチャンスをつかめる位置にいる必要があるね」。

「このチャレンジに対してやる気がみなぎってるし、チーム全体が強くあり続けるために、どのレースでもアップデートを持ち込むためにすばらしい仕事をしてくれてる。モナコもその例外じゃないよ」。

「（スペインGPは）12位だったのに、僕のパフォーマンスには満足してるっていう変な感じだよ。ただ、バルセロナでの週末はマネジメントとセッティングに関していろんなことをしえてくれたし、それ以上に重要だったのは、MP4-29からこれまでで一番グリップを見出すチャンスを与えてくれたってことだね。それから、もし予選で起きた問題がなければポイントをゲットできてたはずだよ」。

「マシンにはさらに満足できたし、僕のドライビングだけじゃなくて、僕のエンジニアとの仕事の取り組み方にもね。完全にモノにできたわけじゃないけど、状況はいい方向に進んでるよ」。

「去年出たモナコでのレース（ワールドシリーズ）はちょっとチャンスを逃しちゃったんだ。すべてを完璧にまとめられなくて4位フィニッシュだった。だから、今週末は何よりもクリーンで建設的なレースをしたいね。僕らのマシンは前のマシンに仕掛けていくだけのぺースがないけど、どこにいようと戦っていくと決心したよ」。

【翻訳：STINGER】

顔写真提供：McLAREN MERCEDES