マクラーレン・メルセデス【モナコGP(日)】
◆ジェンソン・バトン(MP4-29-04)
グリッド=12番 / 決勝=6位
「(サーキット中)あちこちにマシンがいたよ。だから集中してないといけなかった。集団について行って、タイヤをケアしながら必要なときにタイヤを使ったよ」。
「最後のスティント全体でタイヤをケアしてて、気流の流れがクリーンな状態で走るために、ケヴィンのうしろを走ってた。それからは、最後までとにかく自分のペースを維持したんだ。最後、ニコ(・フルケンベルグ)を捉えることはできなかったよ。彼はタイヤに苦戦してて、僕もずっとプッシュしてたけど同じように苦戦してたから、仕掛けられなかった」。
「最後のラップはちょっとしたいいバトルができたけど、うしろから別のマシンにプッシュされてるときにはタフだよね。それでも十分難しいけど、前にマシンがいて前が見えないときはもっと難しいね」。
「今日は僕らにとってわるい結果じゃなかったよ。最後はニコを捕らえたかったけどね。終盤、ケヴィンに問題が出たから、2台がもっとポイントゲットできなかったのは残念だよ」。
◆ケヴィン・マグヌッセン(MP4-29-01)
グリッド=8番 / 決勝=10位
「今日はトラフィックでピットストップで長くピットに止まって、ピットレーンで前で危険なリリースがあったし、エンジンにも問題があって、僕らに対していろんな壁が立ちはだかったにもかかわらず、マシンの感触はすごくよかったから、たくさんのことが得られたよ。本当にポジティブだったんだ。外からだとわかりづらいかもしれないけど、チームの中では進展があったからね」。
「小さい問題がたくさんあってね。ジャン-エリック(・ヴェルニュ)のチームは、たぶん、彼をリリースするタイミングをちゃんと計算してなかったんだと思う。あれは決してドライバーのミスじゃないよ。そういうことが起こっちゃうのは仕方ないけどね。それから、ニコ(・フルケンベルグ)とキチンとバトルできなかったのは残念だよ。僕は、ニコが苦戦するのを期待してタイヤをセーブしてたけど、そしたら僕のパワーユニットに問題が出て、ポジションを落とすことになったんだ」。
「レースの終盤に僕のマシンに何が起こったのかまだ把握してないんだ。それに、キミ(・ライコネン)に何が起きたのか見てなくて、ヘアピンで彼をブロックしたくてインサイドに行ったんだけど、そしたら彼はとにかく動くことを選んだんだ。ここではオーバーテイクが難しいけど、彼はそれをやろうとして、上手く行かなかった。それもレースだよね」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:McLAREN MERCEDES