マクラーレン・メルセデス【カナダGP(金)】
◆ケヴィン・マグヌッセン(MP4-29-01)
フリー走行1=8位 / フリー走行2=8位
「今回初めてこのサーキットを走ったんだけど、ここでのドライブをすごくエンジョイできたよ。本当にすごくいいトラックだね。一連のコーナーとブレーキング・ゾーンはすごくナイスだし、比較的低速なサーキットだけど、すごくクールだよ」。
「マシンの感触は良くて、それはポジティブなことだし、上手く行けば、レース中はずっとタイヤをケアできるかもしれない。週末通して暑さが続けばタイヤがオーバーヒートして、もっと問題が出てくるだろうね。特にオプション・タイヤだね。それは誰にとっても同じことで、僕らはとにかく可能な限りそれをマネージしないとね」。
「僕にはいいチームがついてるし、僕らは今週末に向けてすごくよく準備できてると思うよ。ここまで僕らは中段のトップで闘えてるみたいだし、もしこの位置に止まることができれば、僕らは満足できる週末を送れるハズだよ」。
◆ジェンソン・バトン(MP4-29-04)
フリー走行1=7位 / フリー走行2=9位
「セオリーとしては、このサーキットは僕らにすごく合ってるんだよね。僕らのマシンはストレートでなかなかだし、ここには(苦手とする)高速コーナーも少なくて、タイヤの組み合わせは一番やわらかい2種類だから、いいハズだよ」。
「午前中のロングランはかなりいい感じに見えたけど、2回目のセッションでいくつかセットアップを変更したら、燃料が少ないときは悪くないんだけど、燃料が多い状態だとあまり効果的じゃなかったよ」。
「ロングランでも燃料を多く積んで、スーパーソフトで走ったらどうなるか調べるためにあえてそうしてみたんだけど、僕はグレイニング(ささくれ磨耗)が出るって予想してた。それで、やっぱりそうなったよ。スーパーソフトはフロントよりもリヤのケアが必要なタイヤなんだ」。
「それでも、役立つデータをたくさん集められたし、それが僕らが取るべきプロセスと方向性を教えてくれる。マシンのバランスだけじゃなくて、ドライバーがレース中にタイヤを管理するのに必要な情報もね」。
「なかなか役立つ一日だったよ」。
【翻訳:STINGER】
顔写真提供:McLAREN MERCEDES