ケータハム、寄付でアブダビGP復帰を目指す
目標約4億2,768万円。グリッドに並べるかどうかはファン次第?
ケータハム・F1・チームは7日(金)、チームがアブダビGPに参戦するためにクラウド・ファンディングでファンから募金を募る計画を発表した。
クラウド・ファンディングはインターネットを通じて不特定多数の人々からお金を集める寄付の方法のひとつで、チームは14日(金)までに2.350万ポンド(約4億2,768万円)を集めることを目標としている。寄付は最低10ポンド(約1,819円)から寄付することができる。
このプロジェクトに寄付するとその額に応じて、11月23日に決勝がおこなわれる最終戦アブダビGPでケータハムのマシンに自分の名前を刻む権限をはじめ、チームのウェア、チームの歴代マシンのパーツなどが特典としてプレゼントされる。
■詳しい特典の内容とその金額、寄付はこちらから(英語のサイトです)
また、今回の発表の中でチームは、ケータハム・スポーツ・リミテッドの管財人を務めるフィンバー・オコネルが一時的に代表を務めることも発表した。オコネルは、クラウド・ファンディングの目的が、新しいオーナーのもとで活動を続けるためのオプションだと説明している。ただし、寄付が目標額まで到達しなかった場合は全額返金されるとも説明している。
復帰に向けて新しい買い手を捜しているケータハムは、財政難により、先週末のアメリカGPと今週末のブラジルGP欠場してもアブダビGPに出場することを特別に許可されている。また、今週発表された2015年の暫定エントリー・リストにもチームの名前が記載されているが、活動を続けられるかどうかは新しい買い手が見つかけられるかどうかにかかっている。
Photo by Caterham F1 Team / LAT Photographic