マクラーレン、FIAの審査通過を前提にアロンソのマレーシアGPの参戦を発表
木曜日のFIAによる審査を通過することを前提に、マレーシアでコクピットに戻ることになったアロンソ。
※お詫びと訂正:当初、マクラーレンはアロンソのマレーシアGPへ参戦が決定したことを発表したとして当記事を公開しておりましたが、正しくは記事にあるとおり、木曜日のFIAによる最終審査を通過することを前提にマレーシアGPへ参戦することが決定したというものでした。お詫びして、訂正いたします。
マクラーレン・ホンダは23日(月)、開幕戦を欠場したフェルナンド・アロンソが、26日(木)にセパン・インターナショナル・サーキットでおこなわれるFIA(国際自動車連盟)の最終審査を通過することを前提に、今週末の第2戦マレーシアGPに参戦することを発表した。
先月22日(日)、スペインのカタルーニャ・サーキットでおこなわれたバルセロナ・テスト1最終日で走行中にクラッシュしたアロンソは、その翌週におこなわれた今シーズン最後のプレシーズン・テストだったバルセロナ・テスト2を欠席。スペインの家族のもとで回復を目指していたものの、医師のアドバイスにより開幕戦のオーストラリアGPも参加を見送っていた。
チームが今月10日(火)に発表したオーストラリアGPのプレビューのなかで、マレーシアGPでコクピットに戻ることを目指しているとコメントしていたアロンソだが、マレーシアGPがおこなわれる今週になってようやく続報が発表された。
今回発表されたリリースによると、アロンソは先週、イギリス-ウォーキングにあるチームの拠点、マクラーレン・テクノロジー・センターでエンジニアたちと会ってシミュレーターも試し、その一環として上級エンジニアと事故について話し合い、FIA(国際自動車連盟)と共有している当時の総合的なデータと分析を確認した。
チームはその中で、改めてマシンの測定データには事故後の調査でも何の異常も見られなかったことを強調している。
またチームは、アロンソは事故に遭う前にステアリングが”重かった”という感覚を思い出しているとも説明し、今後は更なるデータを集めるために、マシンに追加のセンサーを搭載したことも合わせて発表した。
【STINGER】
Photo by McLaren Honda/LAT Photographic