ベルギーGP 予選Q1
<14時00分>
上空に青空が覗いている。コースオープンと同時に、バトン/1マクラーレンを先頭に、全車がコースインした。
<14時02分>
突然赤旗が出た。ウォームアップ・ラップでペトロフ/12ルノーがクラッシュしたのだ。
<14時06分>
V.ペトロフはオフィシャルのバイクに乗ってパドックに戻っていく。残り時間は、18分02秒を残して止まっている。
<14時07分>
気温は16℃、路面温度は、太陽に暖められて23℃まで上った。浜島裕英MS・MCタイヤ開発本部フェロー(本部長)によると、「25℃を越えると、オプション(やわらかい方のタイヤ)は長く走れない」との予測が出ている。スパ-フランコルシャンは、高速な上に路面が荒く、さらに、オー・ルージュは、4輪に4Gを越える縦Gがかかり、タイヤに極限の負荷を与える。
<14時08分>
グリーンライトが点灯、各車一斉にコースに向かった。まるでレースのような混乱が起きている。
<14時10分>
シューマッハ/3メルセデスがトゥルーリ/18ロータスとやりあっている。が、トゥルーリ/18ロータスが先を行く。シューマッハ/3メルセデスは、スーティル/14 Fインディアにも先を越された。
<14時11分>
セクター2に雨が降ってきた。濡れた路面でコースオフ続出。ハミルトン/2マクラーレン、バトン/1マクラーレンがまずは1-2。1分56秒台を記録している。メインストレート付近はドライのままだが、コースの半分は土砂降り。
<1414時分>
セクター2の雨が強くなり、イエローフラッグが提示されている。小林可夢偉/23ザウバーは10番手、左近/20イスパニアが13番手。タイミングをうまくつかんで、イスパニアにとっては夢のQ2進出の可能性がでた。
<14時16分>
フェッテル/5レッドブルがQ1通過ギリギリの17番手。
<14時19分>
コース半分は、ウェットの状況だが、トゥルーリ/18ロータスが13番手のタイムを記録した。
<14時23分>
雨が上がってコースが乾き始めた。残り時間は2分。
<14時24分>
再び雨がセクター2で降ってきた。小林可夢偉/23ザウバーがコースオフ。クラッシュは免れたが、グラベルにつかまった。
<14時25分>
ぺドロ・デ・ラ・ロサもコースアウト。タイヤバリアに軽くだが接触した。コースが乾いている間に続々とタイムが更新されたため、ザウバーの2台は、Q1落ちが決まった。
<14時30分>
ロズベルグ/4メルセデスがタイムを縮め、トップで混乱のQ1を終えた。