日本GP 予選(悪天候で日曜日に延期)
<13時50分>
予選開始が30分遅れることが伝えられた。
メイン・ストレートの雨は若干勢いを弱くしている。S.フェッテルはヘルメットをかぶってスタンバイOK。F.アロンソはと、ガレージでモニターの画面を見上げている。
鈴鹿では、バックストレッチを含むスプーン側の”東コースだけが雨”という事態はあるが、今回の雨雲の規模は局地的ではなく、もっと巨大な固まりで鈴鹿サーキット全体を覆っている。
<14時15分>
雨は、これ以上弱まる気配を見せていない。
ベルント・マイランダーがドライブし、一昨年までウィリアムズのドライバーだったアレクサンダー・ブルツを助手席に乗せたセーフティ・カが、コース・インスペクションに出た。
まるでモーターボートのように水しぶきを蹴立てて走るセーフティ・カー。F1での走行は簡単ではなさそうだ。マイランダーは「セーフティ・カーは、雨ならF1マシンより速い」と豪語していたが、いまはまさにそういう状況かもしれない。
<14時20分>
延期がさらに重ねられ、”15時から”と伝えられた。
<14時45分>
ディレイ待機中の鈴鹿のピット周辺。
15時まで待つ、というお達しの中で、各チームはピットガレージで待機しているが、雨は弱まりそうもない。セーフティ・カーが、コース・インスペクションに出た。確認するまでもないほど、雨は降っている。
<14時50分>
3時20分に、次の決定が伝えられることが報告された。
<15時13分>
セーフティ・カーが、コースインスペクションに出た。すでに誰も走れる状態ではないことが分かっているが、すべてを確認した上で決定しなければならない。
セーフティ・カーは、前回のインスペクションよりさらに激しく水を蹴立てて、コースを回っている。
15時20分の”最終決定”まで、秒読みに入った。
<15時18分>
セーフティ・カーがピットロードに戻り、予選が日曜日に延期されることが発表された。
詳細は、追って伝えられる。
<15時37分>
FIAから、予選の延期についての詳細が報告された。
「明日の10時から、1時間の予選を行なう。形式は、通常通り」。