ブラジルGP 予選Q1
<13時50分>
予選を10分後に控えたインテルラゴスは、日本の天気予報で表現すれば「降ったり止んだり」。午後2時からの予選の雨の状況がどうなるのか、予測しにくい。
気温は19℃と若干下がったが、路面温度はかすかに上昇して21℃を示している。
<13時57分>
雲が低く垂れ込めている。雨合羽や傘を指したスタンドでは、待ちきれないファンが踊りだしている。その熱気が伝わったか、気温は20℃、路面温度25℃と、若干上昇した。
ウィリアムズのガレージで、ヘルメットをかぶって準備を完了したR.バリチェロが、二人の息子の頬をなで、コクピットに向かった。
<14時00分>
グリーンライトが灯り、午前中のフリー走行3で5番手と気を吐いたブエミ/16トロ・ロッソを先頭に、次々とコースインしていく。
<14時01分>
24台のすべてが走行を始めたコースは激しい水煙が立ち込めている。雨が強くなるかもしれない。下位グループだけでなく、まずは保険のタイムを記録しておくことが先決だ。
<14時03分>
まずはブエミ/16トロ・ロッソが1分22秒台を記録した。すぐにウェバー/6レッドブルが1分21秒台に進めた。
<14時04分>
マッサ/7フェラーリが2番手。そのタイムをペトロフ/12ルノーが更新。フルケンべルグ/10ウィリアムズがトップタイムを書き換え、オーダーが目まぐるしく変化している。
<14時05分>
フルケンべルグ/10ウィリアムズ、ウェバー/6レッドブル、アロンソ/8フェラーリだトップ3。
リウッツィ/15 Fインディアがコースオフ、戻ったところで、チームメイトのA.スーティルとニアミス。
<14時06分>
シューマッハ/3メルセデスが2番手。バリチェロ/9ウィリアムズがそのタイムを破る。可夢偉は16番手。新興チームの6台以外に、Q1落ちとなる1台に入らなければいいが、コンディションの変化でどう転ぶか分からない。
<14時08分>
フェッテル/5レッドブルがウェバー/6レッドブルを引き連れて1分19秒台でトップに立った。直後にアロンソ/8フェラーリが、セクター2の区間ベストを更新してモニターの最上段にフェラーリ押し上げた。
<14時09分>
雨が激しくなった。
小林可夢偉/23ザウバーは、11番手。チームメイトのN.ハイドフェルトは16番手にいる。
<14時10分>
クビツァ/11ルノーがセクター1の区間ベストを更新した。フェッテル/5レッドブルが、セクター2と3で最速タイムをマークしてトップに。アロンソ/8フェラーリにコンマ7秒の差を付けている。
<14時12分>
コースの部分によっては、雨が上っている。ブエミ/16トロ・ロッソがセクター1の最速タイムを記録。6番手に来た。
<14時13分>
小林可夢偉/23ザウバーは、N.ハイドフェルトのひとつ前の15番手に後退していたが、13番手に挽回。
シューマッハ/3メルセデス、ハイドフェルト/22ザウバー、リウッツィ/15 Fインディア、A.スーティルがボーダーライン上にいる。
<14時16分>
ウェバー/6レッドブルがトップに立った。フェッテル/5レッドブルとの差はコンマ1秒強。クビツァ/11ルノーが3番手に上がり、アロンソ/8フェラーリ、バリチェロ/9ウィリアムズ、バトン/1マクラーレン、ハミルトン/2マクラーレンが続いている。
マッサ/7フェラーリは10番手。ハイドフェルト/22ザウバーが11番手、小林可夢偉/23ザウバーがそれに続いている。
<14時18分>
シューマッハ/3メルセデスが6番手にポジション・アップした。
小林可夢偉/23ザウバーが4番手に上昇!! N.ハイドフェルトに大きく水をあけている。
<14時19分>
クビツァ/11ルノーが小林可夢偉/23ザウバーがさらに3つのセクターで自己ベストを更新。タイムアップしたマッサ/7フェラーリを押さえ込んだ。
<14時20分>
チェッカード・フラッグが振られ、アロンソ/8フェラーリが最後の土壇場でトップに君臨した。