マレーシアGP 予選Q1
10分前にパラパラと降り始めた雨は、予選開始をあざ笑うかのように強くなった。通常ならこの雨は20分ほどで収まるが、予選Q1は20分。さらに、乾くまで20分ほどかかる。まずはどのドライバーも、とりあえずのタイムを出しておきたい。
雨に冷やされ、気温は29℃、路面温度も29℃。
<16時00分>
ブエミ/16トロ・ロッソ、小林可夢偉/23ザウバーがコントロール・ラインを横切っていく。走行するマシンからは水しぶきが上がっているが、一部ドライの部分もある。
<16時03分>
ペトロフ/12ルノーがスピン。ブエミ/16トロ・ロッソが最初に記録したタイムは、1分48秒945。デ・ラ・ロサ/22ザウバー1分49秒070、小林可夢偉/23ザウバー1分51秒121。
<16時05分>
フェッテル/5レッドブルがコースオフ。水煙は酷くなっている。デ・ラ・ロサ/22ザウバーが1分47秒153でトップ。小林可夢偉/23ザウバーは、クビツァ/11ルノーを挟んで3番手にいる。
<16時07分>
クビツァ/11ルノーがトップに立つ。リウッツィ/15 Fインディアがハーフスピン。
<16時09分>
セナ/21イスパニアがターン6てコースアウト。コースの裏手は雨が来ていない。
<16時10分>
ハミルトン/2マクラーレンが、スピン!! 続いてバトン/1マクラーレンもスピンしてグラベルに捕まった。救出に向かったオフィシャルに、スピンしたペトロフ+12ルノーが危うく接触しそうになった。
<16時13分>
コンディションは悪化の一方だったが、メイン・ストレート部分は雨足が弱くなった。
<16時15分>
ハミルトン/2マクラーレンは、現在23番手。19番手のマッサ/7フェラーリ、20番手のアロンソ/8フェラーリとともに、コンディションからしてQ1落ちが濃厚になった。
<16時19分>
アロンソ/8フェラーリがスピン。懸命に走行を続けるが、タイムは上らない。アロンソ/8フェラーリ、ハミルトン/2マクラーレン、マッサ/7フェラーリが、19、20、21番手の大番狂わせ。
<16時20分>
無情にもチェッカードフラッグが振られた。