スペインGP 予選Q3
<14時50分>
10分間の最終予選バトルは、気温20℃、さらに路面温度が39℃に上った状況の中で始まった。
トップ4の8台とルノーのR.クビツァ、そこに小林可夢偉/23ザウバーが加わる。このメンバーでの8番手は上出来だ。Q3でも力を持続できるか。可夢偉(カムイ=小林可夢偉)の肝っ玉の太さと繊細なテクニックが試される。
<14時51分>
クビツァ/11ルノー、バトン/1マクラーレン、ハミルトン/2マクラーレン、シューマッハ/3メルセデスの順でコースインする。小林可夢偉/23ザウバーはピットで待機。
<14時53分>
ハミルトン/2マクラーレン、バトン/1マクラーレン、シューマッハ/3メルセデス、アロンソ/8フェラーリ、クビツァ/11ルノー、ロズベルグ/4メルセデスのオーダーを一気に飛び越えてフェッテル/5レッドブルがトップタイム。さらにウェバー/6レッドブルがそれを更新。今回のレッドブルは、二人が切磋琢磨し合って週末を進めている。
<14時55分>
一段落してコースが空いたところで小林可夢偉/23ザウバーがコースイン。コース上にはただ1台だけが走っている。フェッテル/5レッドブルが二度目のアタックに出る前を小林可夢偉/23ザウバーがかすめてアタックに入った。渋滞がない絶妙のタイミングだ。
<14時58分>
小林可夢偉/23ザウバーは、1分21秒984で7番手。
<15時00分>
トップのウェバー/6レッドブルがベストタイムを塗りかえた。シューマッハ/3メルセデスが最後のアタック、6番手につけた。可夢偉は、マッサ/7フェラーリとロズベルグ/4メルセデスにも抜かれて10番手だったが、マシン・ポテンシャルからは満点のセッションだった。
[STINGER]