ヒル、H.サーティース財団とチャリティカート大会を開催
元F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルは4日(火)、チャリティ・カート大会、「ヘンリー・サーティース・ブルックランズ・チーム・チャレンジ」を開催することを発表した。
6月25日(火)にイギリス-ブルックランズのメルセデスの博物館、メルセデス-ベンツ・ワールドにあるメルセデス-ベンツ・ワールド・サーキットでおこなわれるこのイベントは、ヘンリー・サーティース財団(2009年に亡くなったヘンリー・サーティースは、元F1ワールドチャンピオンのジョン・サーティースの息子)の主催によるもので、ヒルもホストの1人としてイベントに参加する。
チャリティ・レースは、2ストロークDMAXカートを使用した2時間耐久レースとなっている。レースのスタートではジョン・サーティースが英国旗を振り、チェッカード・フラッグはヒルが担当する。10分間の予選後、決勝の前にはサーティースが駆ったマシンによるデモランもおこなわれる。デモランに参加するマシンとドライバーは以下の通り。
■TS7
1970年に立ち上げた自身のチームで造った初めてのマシン。当時、ブランズハッチでおこなわれていたイギリスGPにドライバーとして出場したときのマシン。ドライバー未定。
■TS14
1973年のマイク・ヘイルウッドのマシン。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのオリバー・ターベイがドライブする。
■TS19デュレックス
レストアされた1976年のサーティースのチームのマシン。アレクサンダー・シムズ(ヘンリーの元チームメイト) が走らせる予定。
■TS15
インテルラゴスのレースに勝利したF2のマシン。ロビー・カー(F3チャンピオン、A1GP 2位)がドライブする予定。
また、ブルックランズの博物館所蔵のネイピア・レイルトン・スペシャルも走行する予定。
このほかにも、チャリティ・オークションもおこなわれる。