サラ代表、HRTの消滅を認める
チーム関係者が初めてチームの消滅を公式に認めた。
HRT・フォーミュラ・ワン・チームのルイス・ペレス-サラ代表は、チームが今年、F1に参戦できなくなったことを認めた。
これは、チームの地元、スペインのムンド・デポルティーボ紙が報じたもの。元ミナルディ(現トロロッソ)のドライバーで、チームオーナーのテサン・キャピタルからチーム代表を任されたサラ代表は、「チーム代表に就任することが決まり、彼らからの支援があることになっていたが、それがわれわれのところに届くことはなかった」とコメント。
チームは、2010年にカンポス・メタとしてF1デビューするはずだったが、シーズン開幕直前に共同オーナーのエイドリアン・カンポスは、チームの共同オーナーだったホセ・ラモン・カラバンテとコリン・コレスにチームを売却。2011年の7月、テサン・キャピタルがカラバンテからチームを買い取って現体制になったが、昨年11月にチームの買い手探しをスタート。しかし、期日までに買い手は見つからず、12月に発表された2013年のエントリー・リストにチームの名前はなかった。