[INDY決勝結果] 第11戦ポコノ
◆[INDY] 第11戦決勝 チップ・ガナッシが1-2-3フィニッシュ。琢磨はリタイア◆
7月7日(日)米国ペンシルベニア州のポコノ・レースウェイでインディカー・シリーズ第11戦の決勝レースが開催された。
ポコノでのインディカー・レースの開催は1989年以来、実に24年ぶりの開催となり、多くのファンが会場につめかけた。
ハイスピード・レースとなった決勝は、チップ・ガナッシが速さを見せることになった。まず、エンジン交換により17番グリッドからのスタートとなったスコット・ディクソンは、マシンがベストの仕上がりになっており一気にトップ10までポジション・アップ。
さらに133周目にトップに躍り出ると、その後はトップを明け渡すことなく優勝。ディクソンは今季初勝利を飾り、ホンダエンジンも記念すべき200勝目を達成した。
また、12番手スタートのチャーリー・キンボールも2位でフィニッシュし、20番手スタートのダリオ・フランキッティが3位に入った。
いずれも後方からのスタートにも関わらず大きくポジションをあげるレベルの高さを見せ付けるレースとなり、チップ・ガナッシはチーム初の1-2-3フィニッシュでの完勝となった。
佐藤琢磨はマシンの仕上がりが好調で、序盤からトップグループを走行し、一時は3位を走行する快走を見せていた。
しかし、2回目のピットストップの際にブレーキング・ポイントを見誤り、ピットレーンを走行していたライアン・ハンターレイに追突。マシンは長時間の修理が必要なダメージが発見され、佐藤は無念のリタイアとなってしまった。
次戦、第12戦、第13戦はカナダのトロントへと舞台を移し、7月13日(土)、14日(日)と2レース連続での開催となる。
第11戦ポコノ 決勝リザルト
順位 | ドライバー | チーム / エンジン | タイム |
1 | スコット・ディクソン | Chip Ganassi Racing / ホンダ | 2:04:26.4178 |
2 | チャーリー・キンボール | Chip Ganassi Racing / ホンダ | 2:04:26.8750 |
3 | ダリオ・フランキッティ | Chip Ganassi Racing / ホンダ | 2:04:27.6167 |
16 | セバスチャン・ブルデー | Dragon Racing / シボレー | 2:04:45.1932 |
22 | 佐藤琢磨 | A.J.Foyt Racing / ホンダ | DNF |
予選情報はこちら。
Photo by Chris Jones
[STINGER]