クビツァ、KERS搭載は5月から
KERS非搭載のクビツァのF1.09
BMWザウバーは、ロバート・クビツァのマシンにもKERSを積めるように準備を進めている。
チームは、体重の軽いニック・ハイドフェルドのマシンにだけKERSを搭載し、長身で体重が重いクビツァのマシンにはKERSを搭載していない。これは、レギュレーションでマシンの最大重量が605kgまでと決まっているため。KERSを積むと、最低でもマシンが30kg増となり、体重の重いドライバーは、マシンを理想的な重量配分にするために各所に配置するおもりの量が制限されてしまう。
そこで、クビツァのマシンにもKERSを積めるように、軽量型のF1.09を投入する。5月のスペインGPまでに大幅な改修が行われ、クビツァはスペインGPからKERSを使用することになる予定。