ウィリアムズ、KERS使用を断念?
独自に開発したKERSは、F1では日の目を見ることはない?
AT&T・ウィリアムズのフランク・ウィリアムズ代表は、今期中に、FW31にKERSが搭載される可能性が低いことを示唆。
ウィリアムズのKERSは、ほかのライバルチームが使用するバッテリー方式とは違い、比較的安全で、コストを抑えられるフライホイール式のKERSを独自に開発していたが、9戦を終えた現在でも、開発が難航して、搭載次期を決められずにいた。
F1ではKERSを生かせる可能性が低いものの、ウィリアムズ代表は、「われわれが開発したKERSは、F1以外にも使い道がある。商業的に役立てることができるし、実に興味深い」とコメント。
※KERS
ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム。搭載することで、スタートやストレートなどの強い味方になる。ただ
し、KERSそのものが約35kgもあるため、長身のドライバーのマシンに搭載すると、バランス調整用のバラスト(おもり)が理想的に配置できなくなって
しまうというデメリットもある。
ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム。搭載することで、スタートやストレートなどの強い味方になる。ただ
し、KERSそのものが約35kgもあるため、長身のドライバーのマシンに搭載すると、バランス調整用のバラスト(おもり)が理想的に配置できなくなって
しまうというデメリットもある。