マクラーレン、今期は最後までKERSを投入
MP4-24にはKERSが不可欠とするウィットマーシュ代表。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのマーティン・ウィットマーシュ代表は、今期中はKERSを使用し続けること明らかに。
ウィットマーシュ代表は、「KERSはマシンの一部として設計されているため、取り外すにはマシンを再設計する必要がある。それに、われわれのマシンにとって、KERSはプラスに働いている。取り外す必要はない」とコメント。
ただし、来期からKERSが廃止になるということについては、「それについて異論はない」と語った。
※KERS
ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム。搭載することで、スタートやストレートなどの強い味方になる。ただ
し、KERSそのものが約35kgもあるため、長身のドライバーのマシンに搭載すると、バランス調整用のバラスト(おもり)が理想的に配置できなくなって
しまうというデメリットもある。