ルノー、KERSの投入を検討

KERS再搭載で巻き返したいルノー。
ING・ルノー・F1チームは、一度は搭載をやめていたKERS再び導入することを検討。
KERSの投入時期は、長いストレートや高速コーナーがレイアウトされているイタリアGPになる予定。ルノーのテクニカル・ディレクターを務めるボブ・ベルは、「スパでKERSを投入する考えはないが、モンツァはKERSの効果が発揮できるサーキットだ。KERSがあれば有利になるから、投入を検討しているよ」とコメント。
※KERS
ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム。搭載することで、スタートやストレートなどの強い味方になる。ただし、KERSそのものが約35kgもあるため、長身のドライバーのマシンに搭載すると、バランス調整用のバラスト(おもり)が理想的に配置できなくなってしまうというデメリットもある。