MES、レッドブルとウェバーに謝罪
ECUの故障でレースが不利に。MESはウェバーに謝罪し、再発防止に努める。
マクラーレン・エレクトロニクス・システムズは、マーク・ウェバーと彼が所属するインフィニティ・レッドブル・レーシングに、先週末のオーストラリアGP決勝で起こったECU(エンジン・コントロール・ユニット)に不具合が出たことについて謝罪した。
マクラーレン・グループが発行したリリースによると、ウェバーの「RB9」に搭載されたECUは物理的な問題はなかったものの、ソフトウェアの問題により、フォーメーション・ラップ中に再起動しなければならなくなったため、レース前の準備の妨げになったとして、同社はウェバーとチームに対して謝罪し、再発防止のためのレッドブルと作業を続けている。
ECUはその名の通りエンジンを制御する電子制御ユニットで、F1に参戦しているチームのマシンはすべて、同社製のECUを搭載している。開幕戦で使用されたECUは、今年2月の冬のテストから投入された新しいモデルで、パワートレーンとDRS(可変リヤウイング)はこの装置で制御されている。