MotoGP、新シリーズに関与せず
今後もバイクに集中するとエスペレータ(左)。
MotoGPの商業権を持つ、カルメロ・エスペレータは、FOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)が予定している新シリーズへの関与を否定。
「新シリーズに協力しようなんて考えたこともない。こんな言い方をしては申し訳ないが、馬鹿げている。私はバイクの人間だし、これからもバイク・レースの発展に尽力する」。
エスペレータは、2輪界のF1にあたるMotoGPで、現在、F1が直面しているような危機を乗り越えた実績があるため、その手腕を買われてFOTAの新シリーズに協力するとうわさされていた。
※FOTA
AT&T・ウィリアムズとフォース・インディア・F1・チームを除いた8チームからなる組織。
※F1が直面しているような危機
エスペレータは、レギュレーション作成権を、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)からモーターサイクル・スポーツ製造者協会(MSMA)に移行。F1でいうなら、レギュレーション作成権を、FIAからFOTAに移したということになる。