ハミルトン、シミュレーターでMP4-26を初テスト
「MP4-26には、良いアイデアや改善した部分がたくさんあるんだ」とハミルトン。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンは、イギリスのウォーキングにあるチームのファクトリーで、シミュレーターを使って2011年用のマシン、MP4-26のバーチャルなテストを行なった。
MP4-26は、来年から装備できるようになった、オーバーテイクを可能にする可変式リヤウイングと、来年から復活するKERS(ブレーキ・エネルギー回生システム)を搭載する。ハミルトンは、マシンがまだ初期段階ではあるものの、来年に向けて開発が順調に進んでいることをツイッターで明らかにした。
「MP4-26のデザインをチェックしたんだ。見た目はかなりカッコいいし、良いアイデアや改善した部分がたくさんあるんだ。シミュレーターで新しいマシンをテストできてうれしいね。KERSと可変式リアウイングの操作はトリッキーだけど、すぐに手応えを感じたよ。僕たちのKERSは一番さ。僕はまだ休暇に入ってなくて、マクラーレン・テクノロジー・センターのみんなもまだプッシュしてるよ」。
※KERS
ブレーキング時のエネルギーをチャージして、推進力にするシステム。搭載することで、スタートやストレートなどの強い味方になる。