ピレリ・タイヤ・テストの初日が完了
初日は3チームで285周を走破。
25日(月)から2日間、フランスのポールリカール・サーキットでおこなわれているピレリのウェット・タイヤ・テスト初日が完了した。
この2日間のテストに参加するのはスクーデリア・フェラーリ、レッドブル・レーシング、マクラーレン・ホンダの3チームのみ。テストはインターミディエイト(ドライとレインの中間のタイヤ)を含まないプロトタイプのウェット・タイヤのテストに焦点を合わせている。
人工的に”ウェット・コンディション”に保たれたポールリカール・サーキットで各チームが使用するマシンは2015年仕様のマシンで、レギュレーションにより今年用のパーツなどを使用することはできない。トラックに設置されたスプリンクラーが路面の”ウェット・コンディション”を一定に保つために、各チームは1周3.5kmのトラックを10周し、マシン同士は10秒の間隔を開けて走行をおこなった。
タイムや周回数などは現時点では非公開となっており、初日はフェラーリはキミ・ライコネン、レッドブルはダニエル・リカルド、マクラーレンはリザーブ・ドライバーのストフェル・ヴァンドーンがそれぞれ担当し、3台が合計で285周をこなした。
最終日となる2日目はフェラーリはセバスチャン・フェッテル、レッドブルはダニール・クビアト、マクラーレンは引き続きストフェル・ヴァンドーンが担当する予定だ。
【STINGER】
Photo by Ferrari S.p.A