可夢偉が日本人学校を訪問
650人の児童の大歓迎を受けた可夢偉。
シンガポールGPの開幕前日の23日木曜日、ザウバー・チームの小林可夢偉が、シンガポールの日本人学校を訪問、652人の児童の大歓迎を受けた。
可夢偉が訪問したのは、コースからクルマで15分ほどの”シンガポール日本人学校小学部クレメンティ校“。
この学校に通う小学校4年生の娘さんを持つF1ファンが、学校に”可夢偉招待”を提案、栗田典年校長が、「子供達のF1理解を深めると同時に、F1ドライバーになるという小学生の頃からの夢を実現させ、世界の頂点で活躍する小林選手に語って頂くことで、日本の将来をになう子供たちに良い刺激となる場にしたい」という趣旨の提案書を、[STINGER]が紹介したザウバー・チームの広報担当に送って実現したもの。
可夢偉は、激しいスコールによる渋滞を縫って到着。体育館に集合し、昨年のシンガポールGPのビデオを観てテンションを上げた全校児童の強烈な歓迎は、さすがの可夢偉も一瞬たじろぐほどのものだった。
壇上で紹介された可夢偉は、「こんなに大勢の子供の前で喋ったことがないので、困ってます」とあいさつ。親しみやすい人柄を児童に披露。代表児童2名の質問に、「大切なのは、楽しむことと。いろんな壁にぶつかることもあるけれど、楽しいところをう見つけることが大切」と、ていねいに答えた。
可夢偉には、全校児童から応援エールと、日の丸に全校生徒が書き込んだ寄せ書きが贈られた。
栗田校長は、「児童652人の両親は、それぞれ海外で活躍していることから、子供達にも”世界にはばたいてほしい”という夢を持っています。世界を舞台に活躍する小林可夢偉選手に会えたことで、子供が勇気を持てたと思う。有意義な時間をいただいた小林可夢偉選手に感謝します」とあいさつした。
[STINGER]