ルノー、韓国のソウルでデモラン
今年、GP2で走ったマシンと同じカラーリングのR29でデモランを行なったダンブロジオ。
ルノー・F1・チームが、韓国の首都ソウル市内でデモランを行い、韓国の観衆は生のF1を堪能した。
今回のデモランは、ルノーのリザーブ・ドライバーで、ヴァージン・レーシングの日本、韓国、ブラジルの各GP金曜日フリー走行1を走るジェローム・タンブロジオが担当した。ルノーの昨年のマシン、R29に乗り込んだダンブロジオは、ソウル中央にあるセジョンに特設された全長500メートルのコースを走り、観客はユニークなF1ショーとサウンドを楽しんだ。
近代的なF1のパワーを見せるために行われたバーンアウトとドーナツターンは、この日のハイライトとなり、その後はルノーV8エンジンで韓国国歌を演奏した。
今回のデモランは、韓国にとって画期的なものとなり、集まった観衆は3週間後の10月24日に開かれる韓国GPに先駆けて、F1グランプリを一足先に楽しんだ。
デモランを担当したタンブロジオは、「ファンのために最善を尽くしたし、皆も楽しんでくれたと思う。新しい国、特に韓国のような国を訪問するのはいつも楽しいし、初めて巨大な都市のストリートでF1を走らせたんだ。ファンの情熱を凄く感じることができたし、レースでも同じように情熱を感じられると確信しているよ」とコメント。
【翻訳:Atusi Kitami】
※リザーブ・ドライバー
正ドライバーが何らかの理由でレースに出場できない場合に、代理を務めるドライバーのこと。
正ドライバーが何らかの理由でレースに出場できない場合に、代理を務めるドライバーのこと。