ペトロフ、「僕ならキミより報酬が少なくて済む」
来年もチームに残ることを望むペトロフ。
ルノー・F1・チームのヴィタリー・ペトロフは、チームの2012年のシートを争うキミ・ライコネンに対するアドバンテージの一つとして、ライコネンよりも安い報酬で自身を雇えることを挙げた。
チームは来年1月のドライバー・ラインナップ発表に向けて、現在もペトロフとライコネンを比較している。
来年のシートについてペトロフは、「キミよりも安い報酬で雇えることは、僕の強みになると思ってる。チームがキミを選ぶ理由が分からないよ。今年起用されたときから、チームは僕がルーキーだということは分かっているし、まだ学習中だってことを知っている」とコメント。
チーム代表のエリック・ブーリエは、来年に向けて複数のドライバーと交渉を行なっていることを認めているが、誰を起用するかは、ライコネンのやる気次第だと考えている。
「複数のドライバーと話を進めているが、最大の問題はヴィタリーを残すか、キミを起用するか決めることだ。そのためには、まずはキミに会ってF1に対するモチベーションを確認しなくてはならない。やる気がなければ、例え元チャンピオンといえども雇う意味はない」。